1971年 映画ランキング

竹島ルイの独断と偏見による1971年 映画ランキングです。ランキングは常に暫定的なので、明日にも変わるかもしれません。悪しからず。
  1. 『ベニスに死す』(ルキノ・ヴィスコンティ)
  2. 『歓びの毒牙』(ダリオ・アルジェント』)
  3. 『激動の昭和史 沖縄決戦』(岡本喜八)
  4. 『ファイブ・イージー・ピーセス』(ボブ・ラフェルソン)
  5. 『コールガール』(アラン・J・パクラ)
  6. ドラマ『ジ・オファー』の影響で、ゴードン・ウィリスが撮影した映画をチェックしたくなり鑑賞。これヤバい。光と影のコントラスト演出がイキきってて、ほとんどシルエットばかり。クライマックスもバストショットのフィックス長回しって!アバンギャルドすぎて最高。

  7. 『シャーロック・ホームズの冒険』(ビリー・ワイルダー)
  8. 『THX 1138』(ジョージ・ルーカス)
  9. 南カリフォルニア大学の映画学科に在籍中のジョージ・ルーカスが、課題作品として製作した短編をフランシス・フォード・コッポラが気に入り、劇場用映画としてリメイク。超社会管理体制による未来世界を描く、『1984年』的ディストピア・ムービー。

  10. 『白い肌の異常な夜』(ドン・シーゲル)
  11. 『袋小路』(ロマン・ポランスキー)
  12. 男女のcul-de-sacをシニカルに描いた、ブラックコメディー。日常に非日常がじわじわと浸食してくる、回避不能なシチュエーションがいかにもポランスキー。

  13. 『真昼の死闘』(ドン・シーゲル)
  14. 『告白的女優論』(吉田喜重)
  15. 『ゴジラ対ヘドラ』(坂野義光)
  16. 『パリは霧にぬれて』(ルネ・クレマン)
  17. 『温泉みみず芸者』(鈴木則文)
  18. 初っ端から、オールヌードの池玲子がスッポンポンで海岸を走り回る景気の良さ。山城新伍が大人のおもちゃ開発に情熱を傾ける発明家役なんだが、TENGAの先駆けとして先見の明があったということですかね。

  19. 『内海の輪』(斎藤耕一)
  20. 『ショーン・コネリー/盗聴作戦』(シドニー・ルメット)
  21. 『レッド・サン』(テレンス・ヤング)
  22. 日本が世界に誇るスター、トシロー・ミフネを愛でよ!帝から賜った大事な宝剣を列車強盗団に奪われてしまい、それを奪い返さんとサムライとカウボーイが手を組むという、荒唐無稽なスパゲッティ・ウェスタン。

  23. 『新・猿の惑星』(ドン・テイラー)

OTHER RANKINGS

キネマ旬報(外国映画)
1.
『ベニスに死す』(ルキノ・ヴィスコンティ)
2.
『ライアンの娘』(デヴィッド・リーン)
3.
『小さな巨人』(アーサー・ペン)
4.
『わが青春のフロレンス』(マウロ・ボロニーニ)
5.
『バニシング・ポイント』(リチャード・C・サラフィアン)
6.
『屋根の上のバイオリン弾き』(ノーマン・ジュイソン)
7.
『哀しみのトリスターナ』(ルイス・ブニュエル)
8.
『ファイブ・イージー・ピーセス』(ボブ・ラフェルソン)
9.
『告白』(コスタ・ガブラス)
10.
『ボクサー』(マーチン・リット)
キネマ旬報(日本映画)
1.
『儀式』(大島渚)
2.
『沈黙』(篠田正浩)
3.
『婉という女』(今井正)
4.
『戦争と人間 第二部・愛と悲しみの山河』(山本薩夫)
5.
『いのちぼうにふろう』(小林正樹)
6.
『真剣勝負』(内田吐夢)
7.
『やさしいにっぽん人』(東陽一)
8.
『男はつらいよ 寅次郎恋歌』(山田洋次)
9.
『書を捨てよ町へ出よう』(寺山修司)
10.
『八月の濡れた砂』(藤田敏八)

AWARDS

第43回アカデミー賞
作品賞
『パットン大戦車軍団』(フランクリン・J・シャフナー)
監督賞
フランクリン・J・シャフナー(『パットン大戦車軍団』)
主演男優賞
ジョージ・C・スコット(『パットン大戦車軍団』)※受賞拒否
主演女優賞
グレンダ・ジャクソン(『恋する女たち』)
助演男優賞
ジョン・ミルズ(『ライアンの娘』)
助演女優賞
ヘレン・ヘイズ(『大空港』)
脚本賞
フランシス・フォード・コッポラ、エドマンド・H・ノース(『パットン大戦車軍団』)
脚色賞
リング・ラードナー・Jr『M★A★S★H マッシュ』)
第21回ベルリン国際映画祭
金熊賞
『悲しみの青春』(ヴィットリオ・デ・シーカ)
審査員特別賞
『デカメロン』 (ピエル・パオロ・パゾリーニ)
男優賞
ジャン・ギャバン (『Le Chat』)
女優賞
シャーリー・マクレーン (『Desperate Characters』)
シモーヌ・シニョレ (『Le Chat』)
第24回カンヌ国際映画祭
グランプリ
『恋』(ジョゼフ・ロージー)
特別グランプリ
『パパ/ずれてるゥ!』(ミロシュ・フォアマン)
『ジョニーは戦場へ行った』(ダルトン・トランボ)
審査員賞
『愛とさすらいの青春/ジョー・ヒル』(ボー・ヴィーデルベリ)
『Szerelem』(カーロイ・マック)
女優賞
リカルド・クッチョーラ(『死刑台のメロディ』)
男優賞
キティ・ウィン(『哀しみの街かど』)
第32回ヴェネチア国際映画祭
  • 授賞作の選考なし

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