1970年 映画ランキング

竹島ルイの独断と偏見による1970年 映画ランキングです。ランキングは常に暫定的なので、明日にも変わるかもしれません。悪しからず。
  1. 『アルファヴィル』(ジャン=リュック・ゴダール)
  2. 『明日に向って撃て!』(ジョージ・ロイ・ヒル)
  3. 『無常』(実相寺昭雄)
  4. 姉弟相姦に母子相姦に3P、これまさにアンチ・モラルの無限地獄!世俗のモラルなんぞアウト・オブ・眼中。実相寺昭雄が生み出した観念的小宇宙。

  5. 『ひまわり』(ヴィットリオ・デ・シーカ)
  6. 『イージー・ライダー』(デニス・ホッパー)
  7. 『Z』(コスタ=ガヴラス)
  8. 『雨にぬれた舗道』(ロバート・アルトマン)
  9. ヒッチコックを写実主義の作家とするなら、アルトマンは表現主義の作家。そんなアルトマンの、人間の深淵を覗き込む演出が冴え渡る、狂気の一作。

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  10. 『テオレマ』(ピエル・パオロ・パゾリーニ)
  11. テレンス・スタンプ演じる“訪問者”と遭遇してしまうと、意識が変容し、秘めていた性衝動が爆発するという、いかにもパゾリーニっぽい話を、パゾリーニっぽい演出で描くパゾリーニ映画。

  12. 『昭和残侠伝 死んで貰います』(マキノ雅弘)
  13. 『影の車』(野村芳太郎)
  14. 『王女メディア』(ピエル・パオロ・パゾリーニ)
  15. 古典的ギリシャ悲劇をパゾリーニ先生が映画化。場面の繋ぎが不安定だし説明なさすぎだし唐突に残酷シーンもインサートされるけど(しかも長い)、マリア・カラスの圧倒的な顔力で全てを補完させんとする、ある種の潔さに感動。

  16. 『続 猿の惑星』(テッド・ポスト)
  17. created by Rinker
    ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  18. 『どですかでん』(黒澤明)
  19. 『ボルサリーノ』(ジャック・ドレー)

OTHER RANKINGS

キネマ旬報(外国映画)
1.
『イージー・ライダー』(デニス・ホッパー)
2.
『サテリコン』(フェデリコ・フェリーニ)
3.
『Z』(コスタ=ガヴラス)
4.
『明日に向って撃て!』(ジョージ・ロイ・ヒル)
5.
『M★A★S★H』(ロバート・アルトマン)
6.
『テオレマ』(ピエル・パオロ・パゾリーニ)
7.
『王女メディア』(ピエル・パオロ・パゾリーニ)
8.
『冬のライオン』(アンソニー・ハーヴィー)
9.
『地獄に墜ちた勇者ども』(ルキノ・ヴィスコンティ)
10.
『ひとりぼっちの青春』(シドニー・ポラック)
キネマ旬報(日本映画)
1.
『家族』(山田洋次)
2.
『戦争と人間』(山本薩夫)
3.
『どですかでん』(黒澤明)
4.
『エロス+虐殺』(吉田喜重)
5.
『地の群れ』(熊井啓)
6.
『無常』(実相寺昭雄)
7.
『影の車』(野村芳太郎)
8.
『男はつらいよ 望郷編』(山田洋次)
9.
『橋のない川・第二部』(今井正)
10.
『裸の十九歳』(新藤兼人)

AWARDS

第42回アカデミー賞
作品賞
『真夜中のカーボーイ』(ジョン・シュレシンジャー)
監督賞
ジョン・シュレシンジャー(『真夜中のカーボーイ』)
主演男優賞
ジョン・ウェイン(『勇気ある追跡』)
主演女優賞
マギー・スミス(『ミス・ブロディの青春』)
助演男優賞
ギグ・ヤング(『ひとりぼっちの青春』)
助演女優賞
ゴールディ・ホーン(『サボテンの花』)
脚本賞
ウィリアム・ゴールドマン(『明日に向って撃て!』)
脚色賞
ウォルド・ソルト(『真夜中のカーボーイ』)
第20回ベルリン国際映画祭
  • 授賞作の選考なし
第23回カンヌ国際映画祭
グランプリ
『M★A★S★H マッシュ』(ロバート・アルトマン)
特別グランプリ
『殺人捜査』(エリオ・ペトリ)
審査員賞
『いちご白書』(スチュアート・ハグマン)
『Magasiskola』(イシュトヴァン・ガル)
監督賞
ジョン・ブアマン(『最後の栄光』)
男優賞
マルチェロ・マストロヤンニ(『ジェラシー』)
女優賞
オッタヴィア・ピッコロ(『わが青春のフロレンス』)
第31回ヴェネチア国際映画祭
  • 授賞作の選考なし

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