ドゥニ・ヴィルヌーヴに関する考察をフィルマガに寄稿しました

ドゥニ・ヴィルヌーヴは何故、SFを語り始めたのか?」という考察記事をフィルマガに寄稿しました。

カナダ出身の映画監督には、“クセの強い”鬼才が多い!

湿り気のある恐怖を描くデヴィッド・クローネンバーグ、社会の不条理を鋭く暴き出すアトム・エゴヤン、優れた女優でありインディペンデント映画シーンを代表する監督でもあるサラ・ポーリー、若くして天才の名を欲しいままにするグザヴィエ・ドラン……。もちろんジェームズ・キャメロンという偉大なる例外はいるものの、独特の感性を発揮するアート系フィルムメーカーが多数派を占めている印象がある。

そんな中、芸術性と娯楽性を両立できる比類なき才能として注目されているカナダ人映画作家が、ドゥニ・ヴィルヌーヴだ。抑揚の効いた演出、グラフィカルな絵作り、そして鑑賞後に深い余韻を残すストーリーテリング。

フィルモグラフィーの初期にはサスペンス映画を手がけることが多かったが、テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を映画化した『メッセージ』、カルト的な人気を誇る伝説的映画の続編『ブレードランナー 2049』と立て続けにSF作品を発表し、デヴィッド・リンチによって一度映画化された『砂の惑星』リブート版の監督を務めることも正式アナウンスされている。

なぜ彼は、突如としてSFの旗手となったのか?【フィルムメーカー列伝 第九回】は、カナダが生んだ俊英ドゥニ・ヴィルヌーヴについて考察していきましょう。

ぜひご一読ください!

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