『インセプション』の考察/解説レビューをフィルマガに寄稿しました

【ネタバレ解説】映画『インセプション』複雑なルール設定、ラストの意味を徹底考察」という考察/解説レビューをフィルマガに寄稿しました。

『ダークナイト』や『インターステラー』などを手がけ、今やアメリカを代表するヒットメーカーとなったクリストファー・ノーラン監督。彼の作品はどれも複雑怪奇なパズラー的要素をはらんでいるが、その頂点とでもいうべき作品が2010年に公開された『インセプション』だろう。幻想的な作風で知られるアルゼンチンの作家、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの短編集「伝奇集」にインスパイアを受けたという本作は、夢の世界で繰り広げられる新感覚サスペンス。構想に20年を要し、クリストファー・ノーラン自らが書き上げたシナリオは、一見しただけでは脳内処理しきれないほどの複雑さを極めている。という訳で、今回は『インセプション』をネタバレ解説していきましょう。

映画『インセプション』あらすじ

他人の頭の中に潜り込んで、潜在意識から情報を抜き出す産業スパイのコブ(レオナルド・ディカプリオ)。彼の元に、実業家のサイトー(渡辺謙)から仕事の依頼が舞い込む。その内容は、ライバル企業を倒産に追い込むために、会長の息子ロバート(キリアン・マーフィ)の頭の中に侵入して、「会社を潰す」というアイデアを植えつけるというものだった。コブは選りすぐりのメンバーを集めて、この不可能と思われるミッションに挑戦する。しかし夢の中に潜入すると、思いがけない事態が彼らを待ち受けていた…。

※以下、映画『インセプション』のネタバレを含みます。

ぜひご一読ください!

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