Loophole REVIEW 高橋幸宏は某インタビューにおいて、Sketch Show結成時に「細野さんとやるのは久しぶりだったから、最初はお互いの探りあいで、なかなか方向性が見出しにくかった」という趣旨の発言をしている。 確かに彼らのデビューアルバム「Audio Sponge」は、軽妙なポップ・センスが心地いい、良質なラウンジ・ミュージック・アルバムに仕上がっていたが、ど Sketch Show, YMO, エレクトロニカ, カッティング・エッジ, テクノ, 細野晴臣, 高橋幸宏 read more
TECHNODON REVIEW 『TECHNODON』は、YMOの散解から10年経った1993年、マーケットの要請によって製作されたアルバムだが、はっきりいってこの暗さは尋常ではない。『BE A SUPERMAN』や『HI-TECH HIPPIES』といったポップなハウス・ミュージックも収録されてはいるが、ドライでクールと評された『BGM』『TECHNODELIC』よりも輪を YMO, テクノ, 坂本龍一, 東芝EMI, 細野晴臣, 高橋幸宏 read more
Yellow Magic Orchestra REVIEW YMOは日本の音楽界で極めて異質な存在である。彼等は「外部からのニッポン」をアイロニカルなエキゾソチズムで表現してしまう。 人民服に身をまとい、テクノカットで無表情にたたずむ彼等は、「顔のみえない」ミュージシャンである。その匿名性と、金属的で無機質なサウンドは当時のインテリたちを熱狂させた。はじめて遭遇するコンピューターミュージックに、当時の音 Yellow Magic Orchestra, YMO, アルファレコード, テクノ, 坂本龍一, 細野晴臣, 高橋幸宏 read more