- 『Gloria』Dustin Wong
- 『Hope Handwritten』Hope Handwritten
- 『Weft』Blue Lake
- 『no floor』More Eaze、Claire Rousay
- 『digi-squires』Sam Gendel、Nate Mercereau
- 『Museum Music』Edward Skeletrix
- 『Balloonerism』Mac Miller
- 『Salt River』Sam Amidon
- 『Square Pegs In Round Holes』Franc Moody
- 『Lay Low』Eddie Chacon
- 『For Melancholy Brunettes (& sad women)』Japanese Breakfast
- 『Luminescent Creatures』青葉市子
- 『Sharon Van Etten & The Attachment Theory』Sharon Van Etten
- 『Antigone』石橋英子
- 『DJ-Kicks: Logic1000』Logic1000
- 『The Brutalist』Daniel Blumberg
- 『some thingies』KNOWER
- 『AH!!』Tei Towa
- 『DÍA』Ela Minus
- 『SABLE,fABLE』Bon Iver
- 『Forever Is A Feeling』Lucy Dacus
- 『Glory』Perfume Genius
- 『All American F*ckBoy』Duckwrth
- 『The Singing Winds pt. 3』Kele
- 『Shards』Tim Hecker
- 『Humanhood』The Weather Station
- 『The Bad Fire』Mogwai
- 『I Exist Inside This Machine』Max Cooper
- 『EUSEXUA』FKA twigs
- 『11100011』Asian Glow
- 『The Jester』Addy Baddy
- 『LEGION』Creepy Nuts
- 『La femme aux yeux de sel』Gabi Hartmann
- 『The Crux』Djo
- 『Fデザインあneo 1』蓮沼執太
- 『F*CK U SKRILLEX YOU THINK UR ANDY』Skrillex
- 『THANK YOU SO MUCH』サザンオールスターズ
- 『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』Bad Bunny
- 『Sinister Grift』Panda Bear
- 『The Human Fear』Franz Ferdinand
- 『WHAM』Lil Baby
- 『NV』NAQT VANE
- 『Telepa Telepa』一十三十一
- 『People Watching』Sam Fender
昨年亡くなった祖母に捧げられた、ダステイン・ウォンによる電子音の弔辞。キラキラと煌めく虹色の音塊が、分子のように高速運動する。めっちゃIDMなのに土着性を感じさせるサウンドなのも良き。
バラク・オバマもお気に入りというロンドンベースのシンガーシングライターHope Talaのデビューアルバム、最高にいい。ボッサやR&Bを緩やかに横断する至極のベッドルームポップ。春のBGMにぴったり。
コペンハーゲン出身のマルチ・インストゥルメンタリスト、ジェイソン・ダンカンことBlue LakeのEP。メロディックなギターリフが少しずつ変化しながらリフレインするアンビエント・フォーク。ロッキングチェアで夕焼けを眺めながら聴いていたい。
Town & Country に代表されるシカゴ音響派ともどこか共振する、ノイジーでミニマルなサスンドスケープ。延々と続く田園風景をエクスペリメンタルな音像で紡ぐ、ポスト・アメリカーナ。
エクスペリメンタル・ジャズの鬼才と天才ギタリストがコラボしたら、トライバルかつスピリチュアルなヘヴン・ミュージックが爆誕した。端から端まで気持ち良すぎる。
ヒップホップの熱心なリスナーではない僕ですが、マック・ミラーのメロウで美しいサウンドメイキングにはいやおうなく惹かれてしまう。SZAが参加したM-2 「DJ’s Chord Organ」の荘厳さたるや!
インディロックと電子音楽が融合したような印象を受けた前作から一転、ディストーションもリバーブもかけない、素朴でナチュラルなギター・サウンドに回帰。現代の吟遊詩人サム・アミドンが紡ぐ、トラッドなフォークロア。
ニック・ハキムをプロデューサーに迎えたエディ・チャコンの新作。深いベースの音、メランコリックなピアノの打鍵、どこか靄がかかったようなエレクトロニック・サウンドがチルな気分に浸らせてくれる、至極のモダンソウル。
ブレイク・ミルズをプロデューサーに迎えたジャパニーズ・ブレックファストの新譜、水の波紋がゆっくり広がっていくようなアコギとストリングスの響きが染み渡る傑作だった。M-8「Men in Bars」の男性ヴォーカルがトム・ウェイツかと思ったら、俳優ジェフ・ブリッジスでびっくり。
アルバムを完全再現した昭和女子大学人見記念講堂でのライヴを見てたのでなんとなくイメージは掴んでいたけど、改めてヘッドフォンで聴くと音響の素晴らしさに感動する。まるで一瞬の煌めきを瞬間パックしたような。
バンドとの共同制作としてリリースされたシャロン・ヴァン・エッテンの7thアルバム。インディ・ロックを基調にしながら、「I Can’t Imagine (Why You Feel This Way)」のようなユーロポップも織り交ぜる振り幅の広さ。
漆黒の闇に覆われたアンビエント・ジャズ。ひとつひとつの音に奥行きがあって深さがある。ひんやりとした無機質な空間を、憂いのある石橋英子のヴォーカルが優しく湿らすようなサウンドスケープ。今年のヘビロテ確定盤。
ベルリンベースのDJ兼プロデューサーLOGIC1000による、名門レーベル!K7の名盤MIX企画。キャッチーなハウスから離れ、ダーク・アンビエント系のMIXが並んでる。このサウンドの質感はジャスト好み。ずっと聴いてしまう。
ダニエル・ブルームバーグによる「ブルータリスト」のサントラ、とても良き。ハンス・ジマーとかルドウィグ・ゴランソンの音圧ねじ伏せ系じゃなくて、「デデデンデーン」という五音のモチーフがちゃんと耳に残る音楽。ちょっとジョニー・グリーンウッドみもあって最高。
知らない内にリリースされてたKNOWERの新作EP。これライブセッションの音源化ですよね。素晴らしい。
この人のオンガクは360°全方位的に楽しい。石野卓球の「ティピカル、ティピカル」、る鹿の「シンセサイザー、ハッピー」が脳内永久リフレイン。生前の高橋幸宏ドラムに細野晴臣ベースを加えたM-7「THE PROPHET」も良き。あ、還暦おめでとうございます。
コロンビア出身の電子音楽家、エラ・マイナスの2ndアルバム。ワームホールからワームホールへ超高速移動しているかのような、高揚感あふれるグッド・バンガー。このアッパーでユーフォリックな感じ、問答無用で腰がクネる。
チェンバーロックやトラッドフォークやゴスペルを祝祭的な光で包み込み、唯一無二のポップミュージックに昇華。ジャスティン・ヴァーノンの美しいファルセットが、柔らかな弦楽器の音色に溶け込んでる。M-10「I’ll Be There」なんてもうプリンスじゃんね。
ブレイク・ミルズをプロデューサーに迎えた7thアルバム。ゴツゴツした骨太インディーロックと思って聴いてたら、M-5「Left For Tomorrow」あたりから内省的なサウンドに変化して、次第にエクスペリメンタルな衣をまとっていく。どんどん内面世界にINしていくような感じ。
タマラ・リンドマン率いるカナダのフォーク・バンド、ザ・ウェザー・ステーション。この新作でも、透明感のあるストレートなバンド・サウンドが真っ直ぐリスナーの心に染み渡っていく。
一曲目の「God Gets You Back」から極太シューゲイザーを喰らって、身体の隅々に轟音が入り込んでくる。でも音がクリーンに澄み渡っているから、むしろ浄化される感じ。モグワイってやっぱりモグワイだわ。あ、30周年おめでとうございます。
マックス・クーパーが音楽プロデューサー/ミキシング・エンジニアのアニーク・タパーとコラボしたEP。ディープハウス系の四つ打ちテクノをベースに、スペーシーなシンセ・サウンドが何重にも折り重なっていく感じが陶酔的。ちょっとプログレ感もあり。
プロデューサーにジェイミーxxとの仕事で知られるコアレスを招聘してるだけあって、めっちゃエレクトロニック。90年代のマドンナを彷彿とさせるユーロポップを基軸にしつつ、ハウス/ガレージなサウンドを鳴らしていて、とにかく音の圧力が高い。
韓国ソウル出身のシン・キョンウォンのソロ プロジェクト、アジアン・グロウによるドリーミーなシューゲナイザー。
まっとうなインディーロックのようでいて、どこかすっとぼけた感じもあり。アンディ・バディー、まったく正体が掴めんぜ。
世界基準を全部知り尽くしたうえで、あえてドメスティックなビートメイクしている余裕綽々な感じがカッコええ。
パリで哲学と政治を学び、リオデジャネイロでブラジル音楽を学び、ロンドンで民族音楽学を学んだ“旅するSSW”ギャビ・アルトマンの2ndアルバム。サウダージな風が吹く、肩の力が抜けたグッド・ミュージック。
え電子音がグリッド状に配置されたコーネリアスのコンセプトは踏襲したうえで、ちゃんと蓮沼執太らしい温かみのあるテクスチャになってる。ええですね。
サザンって猥雑と茶目っ気でロックを更新してきた存在だと思っているけど、今回の新譜も「恋のブギウギナイト」とか「悲しみはブギの彼方に」とか過去曲をバラバラにして繋ぎ合わせたような曲名にすることで、パロディ精神を堅持しつつ超王道なのが凄い。
レゲトン/ラテン・トラップの覇王としての貫禄を見せつける一枚。ルーツとしてのサルサをまんま反映したかと思えば、そのスピリットを活かしつつフロア仕様のクラブミュージックを鳴らしてみたり。しかも全部シームレスに繋がってる。
今をときめくCindy Leeが参加するとあって、絶対にダウナーな実験作になるじゃんと思って聴いてみたら、ゆったりリズムにBeach Boys風コーラスが重なるグッドメロディーな快作だった。音のひとつひとつが超リラックス・モードでめっちゃ優しい。
時代を経ても変わらないものはたくさんあるけど、フランツ・フェルディナンドの音楽は20年間本当に変わらない。アート・スクール的&アングラ的な耽美性、柔らかなシンセサイザーとグルーヴィーなベースが絡み合うダンス・ミュージック感。安心して聴ける。
2017年のアルバム「Ecstasy」のキラメキ・トロピカル・サウンドが超絶好きな自分としては、同じくDorianがプロデュースしたM-2「デジャブのブルー」が好みなんだが、流線形時代を思わせるM-5「ロストシティ」のアーバンな感じも、M-7「あなたとContigo」の中毒性高いディスコティークな感じも良い。
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