「『オズの魔法使』永遠に駆動し続ける、魔法のOS」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。
筆者のように映画ライターとして日々資料にあたったり、作品の背景をリサーチしたりしていると、何かに導かれるように一つの古典へとたどり着くことがある。ほかでもない、ヴィクター・フレミング監督による名作中の名作『オズの魔法使』(39)がそれだ。
たとえばアリ・アスター監督の『ミッドサマー』(19)で、ホルガ村へと出発する一行の足元に咲き乱れる黄色い花々は、異界へと誘う「黄色いレンガの道」の変奏だろう。ショーン・ベイカー監督の『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(17)で、安モーテルの上に巨大な虹が架かり、ラストシーンで少女たちが駆け込むディズニー・ワールドは、現代に召喚されたエメラルド・シティそのものだ。
タイ・ウェスト監督の『Pearl パール』(22)で、主人公がカカシと踊る場面は『オズの魔法使』オマージュだろうし、デヴィッド・リンチ監督の『ワイルド・アット・ハート』(90)では、善い魔女グリンダが空から降臨して主人公に助言を与えていた。
ぜひご一読ください!
作品情報
スタッフ
- 監督/ビクター・フレミング
- 脚本/ノエル・ラングレー、フローレンス・ライアソン、エドガー・アレン・ウルフ
- 製作/マービン・ルロイ
- 制作会社/MGM
- 原作/L・フランク・ボーム
- 撮影/ハロルド・ロッソン
- 音楽/ハロルド・アーレン、E・Y・ハーバーグ
- 編集/ブランシュ・セーウェル
- 美術/セドリック・ギボンズ
- 衣装/エイドリアン
キャスト
ビクター・フレミング 監督作品レビュー
- オズの魔法使(1939年/アメリカ)
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