2026/3/13

『オズの魔法使』(1939)の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『オズの魔法使』永遠に駆動し続ける、魔法のOS」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

筆者のように映画ライターとして日々資料にあたったり、作品の背景をリサーチしたりしていると、何かに導かれるように一つの古典へとたどり着くことがある。ほかでもない、ヴィクター・フレミング監督による名作中の名作『オズの魔法使』(39)がそれだ。

たとえばアリ・アスター監督の『ミッドサマー』(19)で、ホルガ村へと出発する一行の足元に咲き乱れる黄色い花々は、異界へと誘う「黄色いレンガの道」の変奏だろう。ショーン・ベイカー監督の『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(17)で、安モーテルの上に巨大な虹が架かり、ラストシーンで少女たちが駆け込むディズニー・ワールドは、現代に召喚されたエメラルド・シティそのものだ。

タイ・ウェスト監督の『Pearl パール』(22)で、主人公がカカシと踊る場面は『オズの魔法使』オマージュだろうし、デヴィッド・リンチ監督の『ワイルド・アット・ハート』(90)では、善い魔女グリンダが空から降臨して主人公に助言を与えていた。

ぜひご一読ください!

ビクター・フレミング 監督作品レビュー