2025/12/29

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)の考察/解説レビューをリアルサウンドに寄稿しました

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』はなぜ“父性”という神話の崩壊を描いたのか?」という考察/解説レビューをリアルサウンドに寄稿しました。

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が12月19日に日米同時公開されたことを記念して、シリーズ第2弾『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(以下、ウェイ・オブ・ウォーター)が、12月29日にフジテレビ系で地上波初放送される。2009年の『アバター』から13年ぶりに公開され、世界的メガヒットを記録した前作を踏まえて制作された本作は、公開当時から待望の続編として注目を集めてきた。

最新のSFXを投入し、水中という新たな領域へと踏み込んだ映像体験は、圧倒的なセンス・オブ・ワンダーに満ちている。映画史におけるひとつの到達点と言っていいだろう。しかし、作品を観終えたあとに強く残るのは、テクノロジーの記憶よりも、むしろ意外なほど生々しい感情の手触りだ。

ジェームズ・キャメロンは本作について、「この映画は家族についての物語であり、親の視点と子どもの視点、その両方から描かれている」と語っている(※1)。この映画は、かつて世界を救った英雄が父親になることに直面し、その役割に失敗していく過程を描いたファミリー・ストーリーなのだ。

ぜひご一読ください!