「『風立ちぬ』庵野秀明の主人公起用の裏側 他スタッフの「マジか」顔が忘れられない」という考察/解説レビューをマグミクスに寄稿しました。
当時『風立ちぬ』は宮崎駿監督の引退作といわれ(そのたびに撤回して今日に至るわけですが)、荒井由実さんの主題歌「ひこうき雲」がフル尺で流れる予告編が話題を呼ぶなど、公開前から大きな注目を集めました。
そのような話題作となった主人公「堀越二郎」を、いったい誰が演じるのか。決定までの生々しいプロセスが、『夢と狂気の王国』(2013年)という映画に収録されています。本作は、その時点でまだ『エンディングノート』(2011年)という作品しか発表していなかった砂田麻美監督の手によるドキュメンタリーです。
彼女はひとりカメラを担ぎ、東京都小金井市にあるスタジオジブリに足を踏み入れ、宮崎駿監督という、まごうことなき天才の「創作の秘密」に迫ったのです。その結果、アニメーション史上に残るキャスティングの現場に立ち会うことになりました。
ぜひご一読ください!
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