筆者は、「いま芸能界で最も目が離せないピン芸人“ひょうろく”の、異次元の笑いを考察する」という記事でひょうろくの魅力を書かせてもらったばかりなのだが、実はもうひとり気になる芸人がいる。マセキ芸能社所属のお笑いコンビ「きしたかの」のツッコミ担当、高野正成だ。
真っ黄色のスーツに身を包み、年齢のわりには寂しい頭髪(現在35歳)と、耳をつんざくようなドでかヴォイスで、縦横無尽にツッコミまくる。その切れ味、そのスピード。間違いなく彼は、カンニング竹山、おいでやす小田、「バイきんぐ」小峠英二の系譜を継ぐ、キレ芸免許皆伝者だ。
ブレイクのきっかけとなったのは、YouTubeチャンネル『高野さんを怒らせたい。』だろう。当初は『きしたかのなかよしチャンネル』という企画ものコンテンツだったのだが、2022年にドッキリ系に路線変更したところ、極限状況に追い込まれた高野のリアクションが面白すぎると評判となり、大バズり。“芸能界に高野あり”と、その存在を広く世間に知らしめることとなった。
ぜひご一読ください!
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