天才。超人。怪物。Louis Cole(ルイス・コール)の、この恐るべき才能をなんと形容すればいいのだろう。ニューアルバム『nothing』には、その卓越した音楽性がより明快なかたちで刻印されている。名門楽団メトロポール・オーケストラとの共演を果たした本作は、彼の華麗なるディスコグラフィーの中でも、ハイライトのひとつと呼ぶべき作品に違いない。
メトロポール・オーケストラといえば、ビッグバンドと交響楽団が融合した独自のスタイルで、Ella Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)、Pat Metheny(パット・メセニー)、Herbie Hancock(ハービー・ハンコック)、Elvis Costello (エルヴィス・コステロ)、Robert Glasper(ロバート・グラスパー)といった新旧スターと共演してきた、オランダを代表する管弦楽団。1945年に創設されて以降、グラミー賞で24度のノミネートと4度の受賞と、輝かしい実績を残してきた。そんな歴史あるオーケストラが、Louis Coleに「我々のために作曲をしてほしい」とラブコール。異色のコラボレーションが実現した。
ぜひご一読ください!
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