小泉今日子の考察/解説レビューをU-NEXT SQUAREに寄稿しました

80〜90年代の最先端J-POPを牽引した歌姫・小泉今日子を体感せよ!」という考察/解説レビューをU-NEXT SQUAREに寄稿しました。

最近、小泉今日子の仕事ぶりが精力的だ。9月からNHK BSでドラマ『団地のふたり』が放送開始、11月22日からは倉本聰原作・脚本の映画『海の沈黙』が公開。近年は、自身が立ち上げた制作会社での裏方業がメインの印象だったが、やっぱりKYON²はスポットライトが当たる場所がよく似合う。

何よりも嬉しいのは、歌手・小泉今日子としての活動も活発なこと。2022年にデビュー40周年の節目を迎え、31年ぶりの全国ホールツアー「KYOKO KOIZUMI POP PARTY」を開催。その第二弾として2023年には「KYOKO KOIZUMI CLUB PARTY 90’s」が行われ、今年はその第三弾として、ツアー「KYOKO KOIZUMI TOUR 2024 BALLAD CLASSICS」が発表されている。

アイドルとしての小泉今日子がいかに異端な存在であったかは、これまでも多くの識者によって指摘されてきた。世代としては中森明菜、松本伊代、早見優らと同期の、いわゆる“花の82年組”だが、そのスタンスは先鋭かつ過激。魚拓ならぬ人拓をやってみたり、謎の筋肉スーツで紅白に登場したり、事務所に黙って髪型を超ベリーショートにしてみたり(実際には、髪を短くするくらいは伝えていたようだが)。彼女はトップ・スターの王道ど真ん中に位置しながら、同時にアイドルを破壊・解体するという離れ業をやってのける。その先進性が最も色濃く表れていたのが、歌手活動だった。

ぜひご一読ください!

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