『ヒットマン』の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『ヒットマン』恋に落ちた大学教授、恋にもがく偽の殺し屋」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

『トップガン マーヴェリック』(22)では自信満々な凄腕パイロット。『恋するプリテンダー』(23)ではイケてる金融マン。『ツイスターズ』(24)では竜巻を追いかけるタフガイ。この1、2年で、グレン・パウエルはスターダムの階段を急激に駆け上ってきた印象がある。

エドガー・ライト監督の『バトルランナー』リメイク、A24配給のサスペンス・スリラー『Huntington』、J・J・エイブラムスが久々に現場復帰する『Acorns』など、待機作も期待大なラインナップ。かつてキャスティング・ディレクターから「『CSI:科学捜査班』で死体役を演じられたらラッキー」(*1)と言われた遅咲きの俳優は、トム・クルーズやスティーヴン・スピルバーグといった超大物との仕事を経て、今やハリウッドの新しい顔となっている。

「少なくとも15年間ロサンゼルスで苦労してきた男にとって、ビジョンボード(筆者注:自分の夢や目標を書き込んだボードのこと)に載っているような人たちが今や私の友人であり、将来一緒に仕事をするかもしれない人たちであるということは、かなりクレイジーなことだよ」(*2)

と、グレン・パウエル自身も状況の変化に驚きを隠せない様子。そんな彼を、およそ20年にわたって見守ってきた映画監督がいる。『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(95)や『スクール・オブ・ロック』(03)で知られる鬼才、リチャード・リンクレイター。最初の出会いはグレン・パウエルが14歳の時だったというから、リンクレイターの作品タイトルを引用するならば、『6才のボクが、大人になるまで。』(14)ならぬ、『14才のボクが、スターになるまで。』といったところか。

ぜひご一読ください!

アーカイブ

メタ情報

最近の投稿

最近のコメント

カテゴリー