「『トラップ』父と娘で作り上げたシャマラン・ユニバース “フェーズ2”」という考察/解説レビューをotocotoに寄稿しました。
『シックス・センス』『オールド』で知られる鬼才、M.ナイト・シャマラン監督による映画『トラップ』が10月25日に公開された。
映画ファンに数々の罠を仕掛け、予想だにしない衝撃を与えてきた彼の最新作の舞台は世界的アーティストのライブ会場。溺愛する娘と楽しむ優しい父親の正体は、なんとサイコキラーだった。
ライブを楽しむ父娘がいるアリーナ会場を取り囲む、異常な数の監視カメラと警官。そう3万人を収容するこの会場は、彼を捕まえるために仕組まれたトラップだった。逃げ場ゼロの中、ライブはエンディングに近づいていく‥‥。果たして物語の結末は? 予測不能のサスペンスの幕が開ける。
M.ナイト・シャマランの集大成とも言われる本作。彼の長女でありシンガーソングライターであるサレカ・シャマランが、アーティスト役として出演、そのオリジナル曲の制作/プロデュース/演奏も担っている。また今年6月に、次女のイシャナ・シャマランが監督として『ザ・ウォッチャーズ』で長編映画デビューを果たしたばかり。本作の息を呑むようなストーリー展開もさることながら、シャマラン家が映画界に仕掛けるファミリー・ビジネスに注目してみたい。
ぜひご一読ください!
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