2023年最大の話題作『ゴジラ-1.0』が、いよいよ11月1日(金)に「金曜ロードショー」で地上波初放送されます。ゴジラ70周年を記念して制作された本作は、70億円を超える大ヒット、アメリカでも邦画実写作品として歴代1位となる興行収入を記録し、アカデミー賞の視覚効果賞を受賞しました。
山崎貴監督のインタビューによれば、「『ゴジラ-1.0』は『シン・ゴジラ』のカウンターとして作った」という趣旨の発言をしています。『シン・ゴジラ』は、キャラクターを政府関係者にしぼり込み、家族ドラマや恋愛ドラマ的要素をいっさい排除して、とにかく登場人物が早口でしゃべりまくるディスカッション・ドラマとして構築されていました。
一方の『ゴジラ-1.0』は、舞台を太平洋戦争直後に設定し、市井の人びとの友情や恋愛も織り込んだ、ヒューマン・ドラマとしての側面が強い作品になっています。時代設定から恋愛要素に至るまで、両作は正反対ともいえる方向性で作られているのです。
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