「片腕がない、いばらの道へ…「ジブリ」クシャナとエボシの共通点が多すぎる」という考察/解説レビューをマグミクスに寄稿しました。
『風の谷のナウシカ』の「クシャナ」と、『もののけ姫』の「エボシ御前」を比較すると、驚くほど共通点が多いことが分かってきます。ふたりとも揺るぎない信念をもったリーダーであり、多くの信奉者を抱えるカリスマであり、科学によってこの世界をより住みやすくしようとする近代合理主義者です。
「トルメキア」の第4皇女クシャナは、有毒なガスを放つ「腐海」を焼き払うことで、人類への脅威を取り除こうと考えていました。映画の終盤では、「王蟲(オーム)」をせん滅させるために伝説の最終兵器「巨神兵」を蘇らせ、「薙ぎ払え!」という有名なセリフを言っています。彼女は、テクノロジーへの希求が人類の幸福につながることを信じて止みません。
ぜひご一読ください!
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