デヴィッド・リンチの考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

デヴィッド・リンチ監督作品まとめ 永遠に正体を掴むことのできない、ナチュラル・ボーン・アーティスト」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

2025年1月16日、デヴィッド・リンチが78歳で死去したニュースが世界中を駆け抜けた。『フェイブルマンズ』(22)で彼を役者として起用したスティーヴン・スピルバーグは、こんな追悼コメントを寄せている。

「私はデヴィッドの映画が大好きだった。(中略)これほどまでに独創的でユニークな人間を失って、世界は寂しくなるだろう。彼の映画はすでに時の試練に耐えてきたし、これからもそうなるはずだ」

彼は映画制作のみならず、シュルレアリスムを信奉する画家として、摩訶不思議な宇宙を生み出す写真家として、インダストリアルでノイジーな音楽家として、あらゆるジャンルを横断するクリエイターであり続けた。長年にわたって、世界中の評論家が彼の作品を解剖しようと試みたが、いまだその正体は明かされていない。“ナチュラル・ボーン・アーティスト”デヴィッド・リンチは、あらゆる考察・解釈をはねのける。

彼にとって映画は、表現手段のひとつでしかない。『アルファベット』(68)、『グランドマザー』(70)、『ジャックは一体何をした?』(17)など短編も数多く手がけているが、ここでは長編作品に絞って紹介していこう。

ぜひご一読ください!

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