7月12日、フジテレビ系『土曜プレミアム』で映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(以下、『ゲ謎』)が放送される。『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親・水木しげるの生誕100周年記念作品として作られた本作は、2023年11月に公開されると幅広い層から人気を博し、数多くの観客を動員。翌2024年10月には、327カットのリテイクと再ダビングが施された『真生版』が公開され、累計興行収入30億円、累計観客動員数208万人を突破するロングラン・ヒットとなった。
時は昭和31年。帝国血液銀行に勤める水木は、日本の政財界を牛耳っている龍賀一族が支配する哭倉村へ向かう。彼はそこで、行方不明の妻を捜す謎の男・ゲゲ郎と遭遇。村に渦巻く恐ろしい因習とおぞましい妖怪が跋扈するなか、2人はそれぞれの目的のため協力することになる。
「妖怪 vs. 人間」という従来のバトルものとは一線を画し、かつてないほど不穏なムードに包まれた『ゲ謎』。なぜこれほどのブームを巻き起こしたのか、本稿ではその理由を考察していこう。
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