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『バレリーナ The World of John Wick』(2025)の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『バレリーナ:The World of John Wick』ゲーム空間としての都市、サバイバーとしての暗殺者」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

トム・クルーズの『ミッション:インポッシブル』シリーズ、マット・デイモンの『ボーン』シリーズ、リーアム・ニーソンの『96時間』シリーズ、デンゼル・ワシントン主演の『イコライザー』シリーズ、ベン・アフレックの『 ザ・コンサルタント』シリーズ。

これらのシリーズは、いずれも主演俳優の存在感とスター性が物語の中核であり、キャラクターがブランドそのものになっている。そうなると、どんな大ヒット映画シリーズであろうと、制作サイドはスピンオフを作りづらい。別キャラを立てても、観客が同じブランドと認識できなくなるからだ。

ジェレミー・レナーが主演した『ボーン・レガシー』(12)や、クライヴ・スタンデンが主演したテレビドラマの『96時間 ザ・シリーズ』(17-18)は、興行的(視聴率的)にも批評的にも大成功とは言い難いものだった。主役交代は、ブランド毀損のリスクが大きい。もちろん、トム・クルーズやデンゼル・ワシントンくらいのトップ俳優になると、脚本や企画の最終承認に強く関与するため、自分が出演しないスピンオフにはGOサインを出さないという事情もあるだろう。いずれにせよ、スピンオフは茨の道なのである。

だが、『ジョン・ウィック』シリーズだけは事情が異なる。確かにこの映画も、キアヌ・リーブス演じる伝説的な殺し屋ジョン・ウィックが物語の中核だった。だがそれ以上に、作品をかたちづくる世界観があまりにも特異。舞台は現代のニューヨークやローマ、パリだが、殺し屋が暗躍する裏社会設定が謎すぎるのだ。

ぜひご一読ください!

DATA
  • 原題/Ballerina
  • 製作年/2025年
  • 製作国/アメリカ
  • 上映時間/125分
  • ジャンル/アクション
STAFF
  • 監督/レン・ワイズマン
  • 脚本/シェイ・ハッテン、エメラルド・フェネル
  • 製作/ベイジル・イヴァニク、チャド・スタエルスキ、エリカ・リー
  • 製作総指揮/キアヌ・リーブス、ルイーズ・ロズナー、ケバン・バン・トンプソン、ケイリー・スモーリー・ロモ、シェイ・ハッテン
  • 音楽/タイラー・ベイツ、ジョエル・J・リチャード
  • 編集/ニコラス・ランドグレン、ジェイソン・バランタイン
  • 美術/フィリップ・アイビー
  • 衣装/ティナ・カリバス
CAST
  • アナ・デ・アルマス
  • アンジェリカ・ヒューストン
  • ガブリエル・バーン
  • ランス・レディック
  • ノーマン・リーダス
  • イアン・マクシェーン
  • キアヌ・リーブス
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