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2025/9/13

『ブラック・ショーマン』(2025)考察/解説レビューをリアルサウンドに寄稿しました

『ブラック・ショーマン』にみる福山雅治のスター性 有村架純との見事なバランス感覚」という考察/解説レビューをリアルサウンドに寄稿しました。

福山雅治という存在は、日本のポップカルチャー史において特別な輝きを放ってきた。ある芸人がかつて「日本の女性は福山雅治に支配されている」と冗談めかして語ったというエピソードがあるが、それは必ずしも誇張ではない。俳優、シンガーソングライター、ラジオパーソナリティ。どのフィールドにおいてもトップランナーであり続けるその姿は、もはや一個人の域を超えて国民的スターという記号にまで昇華している。最新作『ブラック・ショーマン』は、その記号性がいかにして映画的効果を生むのかをまざまざと示す作品となった。

原作は東野圭吾による同名小説。コロナ禍で観光客が途絶えた町で、元教師・神尾英一(仲村トオル)が殺害される。訃報を受け帰郷した娘・真世(有村架純)の前に現れるのが、かつてラスベガスで活躍した元マジシャンの叔父・武史(福山雅治)。卓越したマジックと観察眼を武器に、2人は事件の真相に迫っていく。

東野といえば、累計発行部数1億超を誇る国民的ミステリー作家。その代表作『ガリレオ』シリーズは、2007年に福山主演でドラマ化され大ヒットし、劇場版も『容疑者Xの献身』(2008年)、『真夏の方程式』(2013年)、『沈黙のパレード』(2022年)と、3作連続で興行を成功させてきた。『ブラック・ショーマン』は、その系譜に連なる新たな「福山×東野ワールド」である。

ぜひご一読ください!

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