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『ロマンティック・キラー』(2025)考察/解説レビューをリアルサウンドに寄稿しました

『ロマンティック・キラー』は恋愛映画ではない “恋愛=制度”をパロディで解体する試み」という考察/解説レビューをリアルサウンドに寄稿しました。

百世渡原作の人気漫画を実写映画化した『ロマンティック・キラー』は、一見ロマコメの顔をしていながら、実際には恋愛を描く作品ではない。この映画が正面から扱っているのは、我々が長年ごく自然なものとして受け入れてきた、“恋愛という制度”そのものだ。

学園ラブコメというフォーマットにおいて、恋愛は常に自発的な感情として描かれてきた。出会いは偶然で、好意は自然に芽生え、恋に落ちることは成長の証として語られる。『花ざかりの君たちへ』のような女子1人+男子複数という構図も、モテや選択肢の多さとしてロマン化され、祝福されてきた。

だが、『ロマンティック・キラー』はそのような映画に非ず!!!!!!!

主人公・星野杏子(上白石萌歌)は、チョコを頬張りながら、愛猫を撫でつつ、ゲームにいそしむ非ヒロイン属性。だが恐ろしいことに、この世界では彼女の非恋愛モードは認められない。誰かを好きにならないと魔法界のバランスが崩れるという、何だかよく分からない理由によって、恋愛をしない=異常事態として扱われてしまう。

ぜひご一読ください!

DATA
  • 製作年/2025年
  • 製作国/日本
  • 上映時間/105分
  • ジャンル/コメディ、恋愛
STAFF
  • 監督/英勉
  • 脚本/山岡潤平
  • 製作/市川南、上田太地
  • 製作総指揮/臼井央
  • 原作/百世渡
  • 撮影/小松高志
  • 音楽/橋本由香利、睦月周平、設楽哲也
  • 編集/相良直一郎
  • 美術/金勝浩一
  • 衣装/白石敦子
  • 録音/加来昭彦
  • 照明/蒔苗友一郎
  • SFX/長井由実
CAST
  • 上白石萌歌
  • 高橋恭平
  • 木村柾哉
  • 中島颯太
  • 髙橋ひかる
  • 伊藤俊介
  • 上坂樹里
  • 森香澄
  • 本多力
  • 藤堂日向
  • 津田健次郎
  • 高杉真宙
  • 矢本悠馬
  • 竹財輝之助
FILMOGRAPHY