「『スーパーマリオ』最新映画は王道SF? 「設定」から抜け出し、本当の居場所を探す旅」という考察/解説レビューをNiEWに寄稿しました。
全世界興行収入13億ドル超というメガヒットを記録し、任天堂が本格的なアニメーション制作に乗り出した記念碑的作品、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023年)。誰もが知る超人気ゲームの映画化でありながら、この作品の根底に流れていたのは、意外にも移民と難民という極めてハードなテーマだった。
マリオとルイージの兄弟は、ニューヨークのブルックリンに暮らすイタリア系移民。アメリカンドリームを夢見て、自分たちで配管工のビジネスを立ち上げるものの、なけなしのお金で作ったCMはバカにされ、元上司からは見下され、実の父親にまで呆れられてしまう。何者かになろうと必死にもがく彼らは、世間から冷ややかな視線を浴びせられていた。
キノコ王国を治めるピーチ姫もまた、難民としての深い孤独を抱えている。幼い頃に見知らぬ世界に迷い込んだ彼女には、自分のルーツについての記憶がまったくない。キノコ族に保護され、仲間として温かく迎えられた彼女は、やがて女王としてこの国を統べることになる。だが、国中からどれほど愛されようとも、「自分が何者なのか」という根源的な問いが消え去ることはない。
ぜひご一読ください!
アーロン・ホーヴァス,マイケル・ジェレニック 監督作品レビュー
- ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年/アメリカ、日本)
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スーパーマリオ シリーズ
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