「「恐怖と笑いは集団でいることで倍増する」みんなで楽しむ劇場型ホラーコメディ『HELP/復讐島』」という考察/解説レビューをotocotoに寄稿しました。
動物がしゃべる映画と聞けば、笑いと涙の王道ファミリー・ムービーを思い浮かべるだろう。『ベイブ』(1995)、『スチュアート・リトル』(1999)、『パディントン』(2014)と、その例は枚挙にいとまがない。しかし、『ひつじ探偵団』(2026)は、そんなお約束を軽やかに裏切ってくれる。モフモフの羊たちが犯人探しに乗り出す、アガサ・クリスティも顔負けの本格ミステリーなのだ。
毎晩羊たちに探偵小説を読み聞かせていた心優しい羊飼いのジョージ(ヒュー・ジャックマン)が、ある日突然何者かに殺されてしまうことから、事件は動き出す。地元のティム巡査(ニコラス・ブラウン)ら人間たちが事件を単なる事故として処理しようとするなか、事態を見かねて立ち上がったのは、群れのなかで最も賢いリリー(声:ジュリア・ルイス=ドレイファス)をリーダーとする「ひつじ探偵団」だった。
彼らは人間たちの的外れな捜査を尻目に、羊ならではの鋭い観察眼を駆使して真実へと迫っていく。やがて捜査が進むにつれ、孤独な羊飼いと思われていたジョージに巨額の遺産があったことが発覚。にわかに浮上する村人たちのドス黒い欲望と、誰もが怪しく見える人間模様のなか、はたして羊たちは真犯人を見つけ出し、愛する主人の無念を晴らすことができるのだろうか?
ぜひご一読ください!
作品情報
スタッフ
- 監督/カイル・バルダ
- 脚本/クレイグ・メイジン
- 製作/リンゼイ・ドーラン、ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー
- 製作総指揮/サラ=ジェーン・ライト、アメリア・グレンジャー、アディッティア・スード、タイソン・ヘッセ、フィル・ロード、クリストファー・ミラー、ティム・ウェルスプリング
- 制作会社/ワーキング・タイトル・フィルムズ
- 原作/レオニー・スバン
- 撮影/ジョージ・スティール
- 音楽/クリストフ・ベック
- 編集/ポール・マクリス、マーティン・ウォルシュ、アル・レヴィン
キャスト
カイル・バルダ 監督作品レビュー
- ひつじ探偵団(2026年/アメリカ、イギリス)
![ひつじ探偵団/カイル・バルダ[DVD]](https://popmaster.jp/wp-content/uploads/mv92576_2173202f2cdcb1126dd714c7e65aedd3581ac4.jpg)