2026/5/7

『ひつじ探偵団』(2026)の考察/解説レビューをotocotoに寄稿しました

ひつじ探偵団/カイル・バルダ[DVD]
「恐怖と笑いは集団でいることで倍増する」みんなで楽しむ劇場型ホラーコメディ『HELP/復讐島』」という考察/解説レビューをotocotoに寄稿しました。

動物がしゃべる映画と聞けば、笑いと涙の王道ファミリー・ムービーを思い浮かべるだろう。『ベイブ』(1995)、『スチュアート・リトル』(1999)、『パディントン』(2014)と、その例は枚挙にいとまがない。しかし、『ひつじ探偵団』(2026)は、そんなお約束を軽やかに裏切ってくれる。モフモフの羊たちが犯人探しに乗り出す、アガサ・クリスティも顔負けの本格ミステリーなのだ。

毎晩羊たちに探偵小説を読み聞かせていた心優しい羊飼いのジョージ(ヒュー・ジャックマン)が、ある日突然何者かに殺されてしまうことから、事件は動き出す。地元のティム巡査(ニコラス・ブラウン)ら人間たちが事件を単なる事故として処理しようとするなか、事態を見かねて立ち上がったのは、群れのなかで最も賢いリリー(声:ジュリア・ルイス=ドレイファス)をリーダーとする「ひつじ探偵団」だった。

彼らは人間たちの的外れな捜査を尻目に、羊ならではの鋭い観察眼を駆使して真実へと迫っていく。やがて捜査が進むにつれ、孤独な羊飼いと思われていたジョージに巨額の遺産があったことが発覚。にわかに浮上する村人たちのドス黒い欲望と、誰もが怪しく見える人間模様のなか、はたして羊たちは真犯人を見つけ出し、愛する主人の無念を晴らすことができるのだろうか?

ぜひご一読ください!

カイル・バルダ 監督作品レビュー