「映画『the moment』、終わらない『BRAT』の狂騒を描くフェイクドキュメンタリー」という考察/解説レビューをNiEWに寄稿しました。
2024年夏、チャーリー・XCXの大ヒットアルバム『BRAT』が巻き起こした旋風は、エンタメ界を飛び越えて社会現象となった。
そもそも彼女にとってbrat(悪ガキ)とは、自身の欠点やエゴをありのままに晒け出すという、極めてパーソナルなマインドセットに過ぎない。しかし、チャーリー自身が好意的に発した「kamala IS brat」という投稿に米大統領選のカマラ・ハリス陣営が即座に乗っかり、公式SNSをあの象徴的なライムグリーンに染め上げるなど、ブームは国家レベルにまで波及する。
それは同時に、アンダーグラウンドな精神から生まれたミームが、本人のコントロールを超えてあらゆる企業や巨大なシステムに大々的に消費されていくこと。だからこそ現実のチャーリーは「goodbye forever brat summer」とSNSで自ら終焉を宣言した。
ぜひご一読ください!
作品情報
スタッフ
- 監督/エイダン・ザミリ
- 脚本/エイダン・ザミリ、バーティ・ブランデス
- 製作/チャーリー・XCX、デヴィッド・イノホサ
- 製作総指揮/ザック・ナットマン、ブランドン・クリード、ミッキー・シュワルツ=ライト、ヨハン・クノーベル
- 撮影/ショーン・プライス・ウィリアムズ
- 音楽/A・G・クック
- 編集/ビリー・スネドン、ニール・ファーマー
- 美術/フランチェスカ・ディ・モットラ
- 衣装/テイラー・マクニール
キャスト
エイダン・ザミリ 監督作品レビュー
- the moment ザ・モーメント(2026年/アメリカ)
