「『NEW GROUP』幸福な奴隷たちのディストピア」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。
KADOKAWA主催の「第1回日本ホラー映画大賞」で見事大賞を受賞し、映画界に彗星のごとく現れた気鋭のクリエイター・下津優太。彼の商業デビュー作となった『みなに幸あれ』(24)は、「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」というムラ社会的な同調圧力を、不条理ホラーとして描き出した衝撃作だった。
それから2年。劇場公開第2作となる『NEW GROUP』(26)で、下津監督はこの同調圧力という無自覚な暴力を、さらにマクロな視点へと拡張。アリ・アスター監督の『ミッドサマー』(19)や、ジョーダン・ピール監督の『NOPE/ノープ』(22)にもヒケをとらないくらいの、突然変異的怪作が仕上がった。
舞台となるのは、どこにでもあるようなごく普通の高校。ある日、引っ込み思案な主人公・愛(山田杏奈)と、転校生・優(青木柚)の目の前で、グラウンドの生徒たちが巨大な人間ピラミッドを形成し始める。このあまりにもシュールで異様な光景は、やがて地域全体、ひいては日本中を巻き込む怪現象へと、雪だるま式に発展していく。
ぜひご一読ください!
作品情報
スタッフ
キャスト
