「『ロングウォーク』資本主義という巨大なルームランナーを歩く少年たち」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。
時速3マイルを維持できなければ、あの世行き!全国から集められた50人の少年たちが、最後の1人になるまで休むことなく歩き続ける地獄の耐久レース。勝者には莫大な賞金と、どんな願いでも叶う権利が与えられるが、敗者には無慈悲な死が待っている。
“ホラーの帝王”スティーヴン・キングが、リチャード・バックマン名義で発表した激ヤバデスゲーム小説が、ついに『ロングウォーク』(25)としてスクリーンに降臨。だが、そこに至るまでの道のりは、まさに開発地獄と呼ぶしかない、終わりのない行進だった。
なぜ映画化がこれほど困難を極めたのか。理由は明白。あまりにも題材が映画的ではなかったからだ。派手なアクションもなければ、トンチを効かせた脱出劇もない。ただひたすら少年たちが歩き続けるだけ。そんな話を、どうやって2時間もたせるのか? 映像的カタルシスが皆無なこの企画に、巨額の製作費をポンと出してくれるお人好し映画会社などあろうはずがない。
ぜひご一読ください!
作品情報
スタッフ
- 監督/フランシス・ローレンス
- 脚本/J・T・モルナー
- 製作/ロイ・リー、スティーヴン・シュナイダー、フランシス・ローレンス、キャメロン・マコノミー
- 製作総指揮/スティーブン・キング、ミカ・サイトウ、クリストファー・ウッドロウ、K・ブレイン・ジョンストン
- 制作会社/ライオンズゲート、ヴァーティゴ・エンターテインメント
- 原作/スティーブン・キング
- 撮影/ジョー・ウィリアムズ
- 音楽/ジェレマイア・フレイツ
- 編集/マーク・ヨシカワ
- 美術/ニコラス・ルパージュ
- 衣装/ヘザー・ニール
キャスト
フランシス・ローレンス 監督作品レビュー
- ロングウォーク(2025年/アメリカ)
