2026/7/18

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003)考察/解説レビューをリアルサウンドに寄稿しました

『パイレーツ・オブ・カリビアン』伝説の第1作 ジョニーデップの“常識はずれ”の役作りとは」という考察/解説レビューをリアルサウンドに寄稿しました。

7月18日の『土曜プレミアム枠』(フジテレビ系)にて、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003年)が放送される。世界興行収入で約6億5400万ドルという大ヒット(※1)。その後もシリーズ化されて計5作が作られ、フランチャイズ累計45億ドル以上を叩き出した(※2)、エポックメイキングな超大作だ。

改めて観直すと、ベースとなるプロットが驚くほどよくできていることに気づかされる。鍛冶屋の青年ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)と、総督の娘エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)の身分違いのロマンス。不死の海賊というゴシック・ホラーの要素。ウィル自身の血脈に隠された秘密。海軍提督ジェームズ・ノリントン(ジャック・ダヴェンポート)の執拗な追跡劇。寄せ集めのならず者たちによる、チームものとしてのカタルシス。エンタメの王道を煮詰めたような構成が、観る者の心を一瞬で鷲掴みにする。

だがこの映画の最大の魅力は、やはりジョニー・デップ演じるジャック・スパロウに尽きるだろう。金歯をのぞかせ、目の周りを黒のアイライナーで塗りつぶし、顔の周りでビーズを揺らす、エキセントリックな風貌。かつてブラックパール号の船長であったものの、部下に反乱を起こされて船を奪われ、たった一人で沈みかけの小さなボートに乗って登場するこの男は、常に酔っ払っているかのように千鳥足で歩き、掴みどころのない飄々とした態度を崩さない。

ぜひご一読ください!

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ゴア・ヴァービンスキー 監督作品レビュー
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