2026/7/30

『隣人たち』(2024)の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

君は映画

『隣人たち』観客の視界を狂わせる、逃げ場のない心理迷宮」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

映画作りはいつだってトラブルと隣り合わせだ。どれほど綿密に計画を練り上げても、現場では予測不能なアクシデントが牙を剥く。『隣人たち』(24)もまた、完成に至るまでの舞台裏が、映画に負けず劣らずスリリングだった。

そもそも本作は、ベルギー映画『母親たち』(18)のハリウッド版リメイクとしてスタートしたプロジェクト。オリジナルの監督であるオリヴィエ・マッセ=ドゥパスが引き続きメガホンを取るはずだったものの、撮影が始まるわずか4日前になって突如降板(家庭の事情のようだが、その理由について正式なアナウンスはされていない)。現場は絶体絶命のピンチに見舞われてしまった。

この危機を救ったのが、撮影監督として参加していたブノワ・ドゥロームだ。『青いパパイヤの香り』(93)、『博士と彼女のセオリー』(14)、『誰よりも狙われた男』(14)、『永遠の門 ゴッホの見た未来』(18)など、長きにわたって監督たちのビジョンを支えてきた彼だが、もちろん作品全体の舵を取る経験はゼロ。そんなドゥロームに、プロデューサーでもあった主演俳優のジェシカ・チャステインとアン・ハサウェイは、朝食の席で「監督デビューを果たす覚悟はある?」と打診する。

ぜひご一読ください!

ブノワ・ドゥローム 監督作品レビュー
  • 隣人たち(2024年/アメリカ、ベルギー、フランス、イギリス)