『博士の愛した数式』(2006年)は、記憶が80分しか続かない数学博士と、彼を支える家政婦、そして少年ルートの温かな交流を描く物語。小川洋子…
井川比佐志
『八つ墓村』(1977年)は、横溝正史の怪奇色の濃い原作を、野村芳太郎監督と脚本家・橋本忍が“本格推理”から大胆に逸脱させ、祟りと情念が渦巻…
『どですかでん』(1970年)は、黒澤明が初めて手掛けたカラー作品であり、崩壊と再生を描く“自己治療の映画”である。スラムに生きる人々の幻想…
『夢』(1990年)は、黒澤明監督が自らの潜在意識と幼少期の記憶をもとに紡いだ、8篇からなるオムニバス映画。日照り雨、桃畑、雪あらし、トンネ…