『サスペリア』の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『サスペリア』(77)光の三原色に彩られた、血みどろの白雪姫」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

筆者はホラーが苦手である。とっても苦手である。めちゃくちゃ苦手である。理由は極めて明白。中学生の時に、深夜のテレビ放送で『サスペリア』(77)を観てしまったからだ。映画のキャッチコピーは「決してひとりでは見ないでください」だったにも関わらず、真っ暗な部屋で一人『サスペリア』をガン見し、身が凍るような恐怖体験を味わったことを、昨日のことのように覚えている。本作は、筆者のトラウマ映画である。今回この原稿を書くにあたって、意を決して数十年ぶりに見直してみたが、やっぱりとてつもなく怖かったです。

何が具体的に怖いのかは後述するとして、まずは映画の成り立ちから見ていこう。監督は、イタリアを代表するホラー映画の巨匠、ダリオ・アルジェント。魔女だの悪魔だの、この御仁は黒魔術的な題材ばっかり取り上げている印象があるが、意外なことにこの『サスペリア』が初めてのオカルト・ホラー。それまで彼は、ジャッロ(ジャーロと表記されることもアリ)と呼ばれるサスペンス映画の名手として鳴らしていた。

ぜひご一読ください!

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