The Chemical Brothers『For That Beautiful Feeling』の考察/解説レビューをmusitに寄稿しました

デジタル・ロックは死なず。──The Chemical Brothers『For That Beautiful Feeling』」というレビューをmusitに寄稿しました。

マンチェスター出身のDJ、トム・ローランズとエド・シモンズは、ロックとダンス・ミュージックを掛け合わせたデジタル・ロックを30年にわたって鳴らし続けてきた。思い返せば、彼らの2ndアルバム『Dig Your Own Hole』(1997)に収録されていたM5「Setting Sun」が、90年代におけるビートルズの「Tomorrow Never Knows」と呼ばれていたこともあった。ドラムンベースを大胆に取り込み、エッジの効いたビッグ・ビートで、ケミカル・ブラザーズはロック・ファン&クラバー両方の心を鷲掴みにしたのである。

筆者もまた、彼らの音楽を長年追いかけてきたファンの1人。2011年のフジロックでヘッドライナーを務めた彼らのライブを最前列のど真ん中で観ていたら、後日発売されたライブDVD『DON’T THINK-LIVE AT FUJI ROCK FESTIVAL-』に自分の姿が大きく映っていたことはちょっとした自慢である。

ぜひご一読ください!

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