『RRR』の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『RRR』歴史上の人物に基づく堂々たるフィクション、新たなる神話的叙事詩」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

『バーフバリ 伝説誕生』(15)、『バーフバリ 王の凱旋』(17)のバーフバリ・シリーズで全世界を熱狂させたS.S.ラージャマウリ監督が、最新作『RRR』(22)でまたやってくれた。「全宇宙待望の最新作」、「史上最高濃度の映画体験」という豪快なキャッチコピーも納得。とにかくGRRREATで、POWERRRFULで、SUPERRRなアクション超大作なのである。主演を務めるのは、インド映画界トップスターのNTR Jr.(N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア)とラーム・チャラン。製作費は、インド映画史上最高の7,200万ドル(約97億円)。上映時間は179分とかなり長尺だが、体感は30分程度なので安心していただきたい(筆者調べ)。

『RRR』(トリプル・アールではなく、アール・アール・アールと読む)とは何とも摩訶不思議なタイトルだが、元々は監督のS.S.ラージャマウリ(Rajamouli)、NTR Jr.、ラーム・チャラン(Ram Charan)の名前にある「R」を3つ重ねた仮タイトルだった。監督自身のコメントを引用してみよう。

「面白いことに、映画のタイトルを発表した時は、仮のものとして私たちの名前の頭文字を入れただけだったんだけど、観客やファンがとても気に入ってくれて、彼らの頭の中で『RRR』がタイトルとして固定されてしまったんだ。実際にデザインを作り始めた時に、配給会社に聞いたら“とても舌触りがいいから、そのままやろう”ということになったんだよ」(※1)

ぜひご一読ください!

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