『ゼロ・グラビティ』でアカデミー最優秀監督賞に輝いた名匠アルフォンソ・キュアロンが、5年ぶりに手掛けた新作『ROMA/ローマ』。彼が生まれ育った’70年代のメキシコを舞台に、ある若い家政婦の日常を描いた半自伝的作品だ。
12月にNetflixで全世界同時配信された本作は、ヴェネツィア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞したほか、ゴールデングローブ賞で監督賞と外国語映画賞の2部門を受賞。さらに第91回アカデミー賞では計10部門にノミネートされ、アカデミー作品賞の大本命と目されている。米TIME誌は、
It’s an ode to the power of memory, as intimate as a whisper and as vital as the roar of the sea.(“記憶の力”への叙情歌であり、“ささやき”のように親密であり、“海の轟音”のように生命力に満ち溢れている)
と激賞して2018年のベスト映画に選出。アルフォンソ・キュアロンも「映画として伝えたいものを、きちんと伝えることができた最初の作品」と述懐するほどの自信作に仕上がっている。「出演者は無名の俳優たち」「セリフは全編スペイン語のモノクロ作品」と、一見地味な映画に思えてしまう『ROMA/ローマ』は、一体ナニがすごいのか!? という訳で今回は『ROMA/ローマ』をネタバレ解説していきましょう。
ぜひご一読ください!
- 原題/Roma
- 製作年/2018年
- 製作国/メキシコ、アメリカ
- 上映時間/135分
- ジャンル/ドラマ
- 監督/アルフォンソ・キュアロン
- 脚本/アルフォンソ・キュアロン
- 製作/ガブリエラ・ロドリゲス、アルフォンソ・キュアロン、ニコラス・セリス
- 製作総指揮/ジェフ・スコール、デヴィッド・リンド、ジョナサン・キング
- 撮影/アルフォンソ・キュアロン
- 編集/アルフォンソ・キュアロン、アダム・ガフ
- 美術/エウヘニオ・カバジェロ
- 衣装/アンナ・テラサス
- ヤリッツァ・アパリシオ
- マリーナ・デ・タヴィラ
- マルコ・グラフ
- ダニエラ・デメサ
- カルロス・ペラルタ
- ナンシー・ガルシア
- ディエゴ・コルティナ・アウトレイ
- ROMA ローマ(2018年/メキシコ、アメリカ)
