『不適切にもほどがある!』第9話の考察/解説レビューをエンタメNEXTに寄稿しました

『不適切にもほどがある!』サブプロットが多すぎるにもほどがある!最終話の結末はいかに」という考察/解説レビューをエンタメNEXTに寄稿しました。

脚本:宮藤官九郎、主演:阿部サダヲによるTVドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)の第9話が、3月22日に放送された。(以下、これまで放送されたドラマのネタバレを含みます)

エピソード・タイトルは、「分類しなきゃダメですか?」EBSテレビに勤務する渚(仲里依紗)の後輩・杉山(円井わん)が、カウンセラーの市郎(阿部サダヲ)に相談する場面から始まる。妊活について語った渚のインタビュー記事が、杉山のことを指したアウティングであり、マタハラであると訴えたのだ。渚は「特定の誰かのことについて語ったつもりはないのに…」と肩を落とす。

今回は特にセンシティブなテーマを扱ったものだな、と思って観ていたら、恋愛にさほど興味がないと語る秋津(磯村勇斗)がマッチングアプリで恋人探しをしたり、サカエ(吉田羊)と息子の担任教師・安森(中島歩)との恋模様が描かれたり、複数のエピソードが重ね合わされる展開に。正直、このような話の作りだとテーマがぼやけてしまうことは否めない。しかも杉山は、「結婚していないのにマンションを買って妊活している」、「無断欠勤が多い」という、“エキセントリックでヤバい奴”として描かれてしまっている。

ぜひご一読ください!

アーカイブ

メタ情報

最近の投稿

最近のコメント

カテゴリー