『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』に関する考察をCINEMOREに寄稿しました

ハーフ オブ イット 面白いのはこれから
『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』抽象的で観念的な“愛”をめぐる冒険」という考察記事をCINEMOREに寄稿しました。

“愛とは完全性に対する欲望と追求である”

『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』(20)は、プラトンの「饗宴」の一節から始まる。かつて人間は、2つの顔と4本の手足を持つ男女の結合体だった。しかし神々は、“完璧”すぎる人間の存在を恐れ、二つに切断してしまう。以来人間は、「自分の片割れ」を必死に探し求め、肉体的にも精神的にもひとつになることで、完全性を獲得しようとするのだった。

ところがその前フリに対して、主人公エリー・チュー(リーア・ルイス)は「自分の片割れを探す物語ではない」と一刀両断に切り捨て、「みんな、自分の片割れを必死に探しすぎ」と水をさす。タイトルであるはずの「ハーフ・オブ・イット」を否定し、しまいには「言っておくけどこれは恋愛モノじゃない。望みが叶う話でもない」と言わせてしまうのだ。

ぜひご一読ください!

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