『ドキュメンタル』シーズン12の考察/解説レビューをcinemas PLUSに寄稿しました

<考察>『ドキュメンタル』シーズン12から見る、松本人志が考える”お笑いの未来”」という考察/解説レビューをcinemas PLUSに寄稿しました。

「小学校の頃からお笑いのことを考えてきて、成れの果てですわな」

2016年からAmazonプライムビデオで配信スタートした、『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』。この番組の企画趣旨について、松本人志はそう語っている。

「コントの笑い、『すべらない話』みたいなこととか、大喜利とか、漫才、漫談、色々あるんでしょうけど、意外と誰もやっていないのが、無法地帯というか。(中略)自分が笑わず、相手をどう笑わせるかという。これが一番シンプルで、一番面白い奴を決めるには適しているかもしれない」
確かにルールは超絶シンプル。制限時間内に相手を抱腹絶倒させるのみ。それゆえに、自分のオフェンス&ディフェンス力が露わになってしまう。おそらく芸人にとって、これは歓喜であり恐怖であることだろう。

千原ジュニア(千原兄弟)、藤本敏史(FUJIWARA)、大悟・ノブ(千鳥)、後藤輝基(フットボールアワー)、ケンドーコバヤシ、秋山竜次(ロバート)、粗品・せいや(霜降り明星)…。数々の勇士たちがこのバトル・ロワイヤルに参戦し、ある者は勝利の雄叫びをあげ、ある者は辛酸を嘗めてきた。

爆笑を取るためなら、全裸になろうが、XXXしようが、XXXしようが(自主規制入ってます)、エヴリシング・オーケー。究極のカオス、ノールールのどつきあい。その純粋たるアルティメット・ファイトぶりが、コアなお笑いファンを虜にしてきた。

ぜひご一読ください!

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