星野源とオードリー若林正恭。片やトップ・ミュージシャン兼俳優、片やMC番組をいくつもこなす超人気芸人。そんなふたりがガチトークを繰り広げる『LIGHTHOUSE』(全6エピソード)が、8月22日よりNetflixで配信中だ。
悩めるふたりが6カ月間、月に一度集まって対話していく本作。それぞれの悩みについてただただ話していく、というシンプルな内容ながら、“今”という時代について考えさせられる何かがあった。そんな新しいトークショーともいえる本作についてライターの竹島ルイが考察する。
フィールドの異なるふたりの出会いは、2011年にまで遡る。若林がMCを務める下北沢の大喜利ライブに星野源が出場し、清水ミチコ、ピース又吉直樹、よゐこ有野晋哉ら、並みいる芸人を抑えて優勝。そこからは、若林が『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にゲスト出演して彼の曲をラップしたり、星野が若林の番組にゲスト出演したり、交流を深めていく。
星野が『あちこちオードリー』に出演したときには、「世界すべてを憎んでいるみたいなときが、阿佐ヶ谷時代」とか、「心の中にすごく太い銃を持っている」とか、心の内にドロドロ渦巻いているものがあることを告白。さらには、若林がうまく番組で立ち回りできず号泣した場面を観て、自分も思わず泣いたと語っていた。若林の言葉を借りるなら、ふたりは互いに<シンクロ>する存在なのである。
ぜひご一読ください!
最近のコメント