『時をかけるな、恋人たち』第7話の考察/解説レビューをエンタメNEXTに寄稿しました

『時をかけるな、恋人たち』 廻の20年前へのタイムトラベルが生んだ『ドラえもん』的パラドックス」という考察/解説レビューをエンタメNEXTに寄稿しました。

吉岡里帆&永山瑛太主演ドラマ『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ/フジテレビ系)の第7話が11月21日(火)に放送された。

前回は、廻(吉岡里帆)が翔(永山瑛太)と40年前の1983年にタイムスリップし、廻の父・卓(村上淳)と母・凪(森カンナ)の仲をとりもつことで、自分がこの世からいなくなってしまう最悪のタイムパラドックスを回避することができた。廻は、実はそのこと自体が歴史として織り込まれていたのではないか?と考察する。これまでの人生は、彼女自身が歴史に介入した結果なのではないか、と。

頭が破裂しそうな理論だが、この因果応報的な発想はかつて『ドラえもん』でも描かれていた。のび太に宿題を押し付けられたドラえもんが、助っ人として未来の自分を呼びよせ、様々な時間軸から結集されたドラえもんアベンジャーズが、集団パワープレーで難局を乗り切ろうとするエピソードがあるのだ。しかし、やっと宿題を終えて一息つこうとすると、助っ人集めのために過去のドラえもんがタイムマシンでやってくる。また宿題に駆り出されるドラえもん。それが鬼リピするものだから、さすがの高性能ロボットも発狂寸前になる…という、なかなかに激烈なお話だ。

ぜひご一読ください!

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