PinkPantheress『Heaven Knows』の考察/解説レビューをmusitに寄稿しました

ピンクパンサレス(PinkPantheress)『Heaven knows』Y2Kサウンドで紡がれる、愛の煉獄」という考察/解説レビューをmusitに寄稿しました。

ほとんどのトラックが1分台、全10曲入りながらトータル・タイムは18分。線香花火のように強烈な閃光を放ち、余韻を残すことなく消え去っていく。ピンクパンサレス(PinkPantheress)が2021年にリリースしたミックステープ『to hell with it』は、UKガラージ/2ステップの90’sリバイバルなサウンドをゴキゲンに鳴らして、Y2Kサウンドの幕開けを高らかに告げた。17歳の時にGarageBandで音楽を作り始め、TikTokで音源をアップしてきた20歳の女子大生は、あっという間にトレンド・スターへと駆け上がっていったのである。

それから2年という月日が経ち、ラッパーのリル・ウージー・ヴァートやアイス・スパイス、EDM界のドンであるスクリレックスらとのコラボを経て、今やピンクパンサレスという名前はさらに巨大なものに膨れ上がっている。11月10日にリリースされた『Heaven knows』は、彼女自身がソングライティングとプロデュースを手掛けていることもあって、耳の肥えたリスナーや音楽業界からの注目を浴びる中でのデビュー・アルバムとなった。

ぜひご一読ください!

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