竹島ルイの独断と偏見による2017年 映画ランキングです。ランキングは常に暫定的なので、明日にも変わるかもしれません。悪しからず。
- 『メッセージ』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)
- 『ベイビー・ドライバー』(エドガー・ライト)
- 『バーフバリ 王の凱旋』(S・S・ラージャマウリ)
- 『ウィッチ』(ロバート・エガース)
- 『お嬢さん』(パク・チャヌク)
- 『あゝ、荒野 前編』(岸善幸)
- 『ノクターナル・アニマルズ』(トム・フォード)
- 『バーフバリ 伝説誕生』(S・S・ラージャマウリ)
- 『gifted/ギフテッド』(マーク・ウェブ)
- 『ナイスガイズ!』(シェーン・ブラック)
- 『ネオン・デーモン』(ニコラス・ウィンディング・レフン)
- 『人生フルーツ』(伏原健之)
- 『LOGAN/ローガン』(ジェームズ・マンゴールド)
- 『ハクソー・リッジ』(メル・ギブソン)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』(ジェームズ・ガン)
- 『ラ・ラ・ランド』(デミアン・チャゼル)
- 『ザ・ライダー』(クロエ・ジャオ)
- 『ドリーム』(セオドア・メルフィ)
- 『マリアンヌ』(ロバート・ゼメキス)
- 『夜明け告げるルーのうた』(湯浅政明)
- 『あゝ、荒野 後編』(岸善幸)
- 『彼らが本気で編むときは、』(荻上直子)
- 『グッド・タイム』(サフディー兄弟)
- 『沈黙 -サイレンス-』(マーティン・スコセッシ)
- 『哭声/コクソン』(ナ・ホンジン)
- 『パッセンジャー』(モルテン・ティルドゥム)
- 『新感染 ファイナル・エクスプレス』(ヨン・サンホ)
- 『エル ELLE』(ポール・バーホーベン)
- 『ブレードランナー 2049』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)
- 『レゴバットマン ザ・ムービー』(クリス・マッケイ)
- 『ゲット・アウト』(ジョーダン・ピール)
- 『女神の見えざる手』(ジョン・マッデン)
- 『夜は短し歩けよ乙女』(湯浅政明)
- 『三度目の殺人』(是枝裕和)
- 『オクジャ』(ポン・ジュノ)
- 『人生タクシー』(ジャファル・パナヒ)
- 『勝手にふるえてろ』(大九明子)
- 『愚行録』(石川慶)
- 『君の膵臓をたべたい』(月川翔)
- 『ムーンライト』(バリー・ジェンキンス)
- 『アトミック・ブロンド』(デヴィッド・リーチ)
- 『20センチュリー・ウーマン』(マイク・ミルズ)
- 『散歩する侵略者』(黒沢清)
- 『SING/シング』(ガース・ジェニングス)
- 『セールスマン』(アスガル・ファルハーディー)
- 『希望のかなた』(アキ・カウリスマキ)
- 『ザ・コンサルタント』(ギャヴィン・オコナー)
- 『エンドレス・ポエトリー』(アレハンドロ・ホドロフスキー)
- 『西遊記2 妖怪の逆襲』(ツイ・ハーク)
- 『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』(久保茂昭、中茎強)
- 『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』(武内宣之)
- 『パーティで女の子に話しかけるには』(ジョン・キャメロン・ミッチェル)
- 『スパイダーマン ホームカミング』(ジョン・ワッツ)
- 『ありがとう、トニ・エルドマン』(マーレン・アーデ)
- 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(ライアン・ジョンソン)
- 『猿の惑星: 聖戦記』(マット・リーヴス)
- 『T2 トレインスポッティング』(ダニー・ボイル)
- 『キングコング: 髑髏島の巨神』(ジョーダン・ヴォート=ロバーツ)
- 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(ケネス・ロナーガン)
- 『ジョン・ウィック:チャプター2』(チャド・スタエルスキ)
- 『美しい星』(吉田大八)
- 『マイティ・ソー バトルロイヤル』(タイカ・ワイティティ)
- 『マグニフィセント・セブン』(アントワーン・フークア)
- 『スプリット』(M・ナイト・シャマラン)
- 『帝一の國』(永井聡)
- 『銀魂』(福田雄一)
- 『すばらしき映画音楽たち』(マット・シュレーダー)
- 『あみこ』(山中瑶子)
- 『HiGH&LOW THE MOVIE』(久保茂昭)
- 『わたしは、ダニエル・ブレイク』(ケン・ローチ)
- 『22年目の告白 -私が殺人犯です-』(入江悠)
- 『カフェ・ソサエティ』(ウディ・アレン)
- 『イカロス』(ブライアン・フォーゲル)
- 『ジャスティス・リーグ』(ザック・スナイダー)
- 『パトリオット・デイ』(ピーター・バーグ)
- 『ダンケルク』(クリストファー・ノーラン)
- 『関ヶ原』(原田眞人)
- 『サバイバルファミリー』(矢口史靖)
- 『LION/ライオン ~25年目のただいま~』(ガース・デイビス)
- 『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』(スティーブン・カンター)
- 『シンクロナイズドモンスター』(ナチョ・ビガロンド)
- 『ドクター・ストレンジ』(スコット・デリクソン)
- 『ワンダーウーマン』(パティ・ジェンキンス)
- 『たかが世界の終わり』(グザヴィエ・ドラン)
- 『オリエント急行殺人事件』(ケネス・ブラナー)
- 『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(石井裕也)
- 『無限の住人』(三池崇史)
- 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(アレックス・カーツマン)
- 『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(大根仁)
- 『夜に生きる』(ベン・アフレック)
- 『スノーデン』(オリバー・ストーン)
- 『身体を売ったらサヨウナラ』(内田英治)
- 『たたら侍』(錦織良成)
- 『カンフー・ヨガ』(スタンリー・トン)
- 『ミックス。』(石川淳一)
- 『マンハント』(ジョン・ウー)
- 『ゴースト・イン・ザ・シェル』(ルパート・サンダース)
- 『鋼の錬金術師』(曽利文彦)
非常に理知的な映画であると同時に、非常にエモーショナル。“言語”という極めて非映画的なモチーフを深掘りした、新たな第三種接近遭遇。
恋愛映画の構造をまといつつも、実は恋愛に対して冷ややかなスタンスを取っている、とってもとっても奇妙なミュージカル映画。
この映画には、何ひとつ難解さは存在しない。むしろ根底に横たわるのは、叙情性にまで高められたリリシズムとセンチメンタリズム。ドゥニ・ヴィルヌーヴが提示して見せた、新たなるブレードランナー神話。
OTHER RANKINGS
キネマ旬報(外国映画)
- 1.
- 『わたしは、ダニエル・ブレイク』(ケン・ローチ)
- 2.
- 『パターソン』(ジム・ジャームッシュ)
- 3.
- 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(ケネス・ロナーガン)
- 4.
- 『ダンケルク』(クリストファー・ノーラン)
- 5.
- 『立ち去った女』(ラヴ・ディアス)
- 6.
- 『沈黙 -サイレンス-』(マーティン・スコセッシ)
- 7.
- 『希望のかなた』(アキ・カウリスマキ)
- 8.
- 『ドリーム』(セオドア・メルフィ)
- 9.
- 『ムーンライ』ト(バリー・ジェンキンス)
- 10.
- 『ラ・ラ・ランド』(デミアン・チャゼル)
キネマ旬報(日本映画)
- 1.
- 『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(石井裕也)
- 2.
- 『花筐/HANAGATAMI』(大林宣彦)
- 3.
- 『あゝ、荒野(前編、後編)』(岸善幸)
- 4.
- 『幼な子われらに生まれ』(三島有紀子)
- 5.
- 『散歩する侵略者』(黒沢清)
- 6.
- 『バンコクナイツ』(富田克也)
- 7.
- 『彼女の人生は間違いじゃない』(廣木隆一)
- 8.
- 『三度目の殺人』(是枝裕和)
- 9.
- 『彼女がその名を知らない鳥たち』(白石和彌)
- 10.
- 『彼らが本気で編むときは、』(荻上直子)
映画秘宝
- 1.
- 『ブレードランナー 2049』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)
- 2.
- 『新感染 ファイナル・エクスプレス』(ヨン・サンホ)
- 3.
- 『ベイビー・ドライバー』(エドガー・ライト)
- 4.
- 『キングコング: 髑髏島の巨神』(ジョーダン・ヴォート=ロバーツ)
- 5.
- 『エル ELLE』(ポール・バーホーベン)
- 6.
- 『LOGAN/ローガン』(ジェームズ・マンゴールド)
- 7.
- 『メッセージ』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)
- 8.
- 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(トラヴィス・ナイト)
- 9.
- 『レゴバットマン ザ・ムービー』(クリス・マッケイ)
- 10.
- 『ゲット・アウト』(ジョーダン・ピール)
カイエ・デュ・シネマ
- 1.
- 『ツイン・ピークス The Return』(デヴィッド・リンチ)
- 2.
- 『ジャネット、ジャンヌ・ダルクの幼年期』(ブリュノ・デュモン)
- 3.
- 『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』(ケリー・ライヒャルト)
- 4.
- 『ゲット・アウト』(ジョーダン・ピール)
- 5.
- 『それから』(ホン・サンス)
- 6.
- 『つかのまの愛人』(フィリップ・ガレル)
- 7.
- 『グッド・タイム』(サフディー兄弟)
- 8.
- 『スプリット』(M・ナイト・シャマラン)
- 9.
- 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(パブロ・ラライン)
- 10.
- 『ビリー・リンの永遠の一日』(アン・リー)
AWARDS
第89回アカデミー賞
- 作品賞
- 『ムーンライト』(バリー・ジェンキンス)
- 監督賞
- デミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』)
- 主演男優賞
- ケイシー・アフレック(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
- 主演女優賞
- エマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』)
- 助演男優賞
- マハーシャラ・アリ(『ムーンライト』)
- 助演女優賞
- ヴィオラ・デイヴィス(『フェンス』)
- 脚本賞
- ケネス・ロナーガン(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
- 脚色賞
- バリー・ジェンキンス(『ムーンライト』)
第67回ベルリン国際映画祭
- 金熊賞
- 『心と体と』(イルディゴ・エンエディ)
- グランプリ
- 『わたしは、幸福』(アラン・ゴミス)
- 監督賞
- アキ・カウリスマキ(『希望のかなた』)
- 男優賞
- ゲオルク・フリードリヒ (『ブライト・ナイツ』)
- 女優賞
- キム・ミニ (『夜の浜辺でひとり』)
- 脚本賞
- セバスティアン・レリオ、ゴンサロ・マサ (『ナチュラルウーマン』)
第70回カンヌ国際映画祭
- パルムドール
- 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(リューベン・オストルンド)
- グランプリ
- 『BPM ビート・パー・ミニット』(ロバン・カンピヨ)
- 審査員賞
- 『ラブレス』(アンドレイ・ズビャギンツェフ)
- 監督賞
- ソフィア・コッポラ(『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』)
- 男優賞
- ホアキン・フェニックス(『ビューティフル・デイ』)
- 女優賞
- ダイアン・クルーガー(『女は二度決断する』)
- 脚本賞
- ヨルゴス・ランティモス、エフティミス・フィリップ(『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』)
リン・ラムジー(『ビューティフル・デイ』)
第74回ヴェネチア国際映画祭
- 金獅子賞
- 『シェイプ・オブ・ウォーター』(ギレルモ・デル・トロ)
- 審査員大賞
- 『運命は踊る』(サミュエル・マオズ)
- 審査員特別賞
- 『スウィート・カントリー』(ワーウィック・ソーントン)
- 監督賞
- グザヴィエ・ルグラン(『ジュリアン』)
- 男優賞
- カメル・エル・バシャ(『判決、ふたつの希望』)
- 女優賞
- シャーロット・ランプリング(『Hannah』)
- 脚本賞
- 『スリー・ビルボード』(マーティン・マクドナー)
年度別映画ランキング
- 2024年、2023年、2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年、2011年、2010年、2009年、2008年、2007年、2006年、2005年、2004年、2003年、2002年、2001年、2000年、1999年、1998年、1997年、1996年、1995年、1994年、1993年、1992年、1991年、1990年、1989年、1988年、1987年、1986年、1985年、1984年、1983年、1982年、1981年、1980年、1979年、1978年、1977年、1976年、1975年、1974年、1973年、1972年、1971年、1970年、1969年、1968年、1967年、1966年、1965年、1964年、1963年、1962年、1961年、1960年、1959年、1958年、1957年、1956年、1955年、1954年、1953年、1952年、1951年、1950年、1949年、1948年、1947年、1946年、1945年、1944年、1943年、1942年、1941年、1940年、1939年、1938年、1937年、1936年、1935年、1934年、1933年、1932年、1931年、1930年、1929年、1928年、1927年、1926年、1925年、1924年、1923年、1922年、1921年、1920年
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