2024年 映画ランキング

竹島ルイの独断と偏見による2024年 映画ランキングです。ランキングは常に暫定的なので、明日にも変わるかもしれません。悪しからず。
  1. 『哀れなるものたち』ヨルゴス・ランティモス
  2. ひとりの女性が性と知と愛の歓びを知っていくプロセスを、ヨルゴス・ランティモスらしいクセツヨなストーリー、音楽、美術で描く一大絵巻。エマ・ストーンが船上で踊るヘンテコダンスが脳裏に焼き付いて離れない。

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  3. 『ARGYLLE/アーガイル』マシュー・ヴォーン
  4. 二転三転どころか四転五転。ずーっと気持ちよく裏切られ続ける、至高の2時間19分。ブライス・ダラス・ハワードのおばさん体型が妙にリアルで良い感じ。

  5. 『落下の解剖学』ジュスティーヌ・トリエ
  6. 切り口が無限にありすぎて、逆に何を語ればいいのかを見失ってしまう映画。芸術なんてものはすべからく己の主観でしか判断できないものだが、そこを確信的に突いてくる。

  7. 『夜明けのすべて』三宅唱
  8. 希望と慈しみの映画。16ミリフィルムのザラついたルックで、ぼうっと浮かび上がる街灯が夜空のように瞬き、自転車に乗る松村北斗を眩い光が包み込む。もうこのシーンだけで5億点。

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  9. 『ボーはおそれている』アリ・アスター
  10. ホアキン・フェニックスの地獄巡りが179分間続く、アリ・アスターのフルモグラフィーの中でも群を抜いて頭のおかしい傑作。構図といい編集といいサウンドデザインといい、全てが不穏。そして変。

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  11. 『瞳を閉じて』ビクトル・エリセ
  12. 映画が単なる体験(記憶)ではなく、人々の魂に触れうる芸術なのかを、びっくりするくらいに直裁に語ったシネマ讃歌。前半は正直かったるいなーと思って観てたら、後半からメキメキ面白くなっていく。ビクトル・エリセってバリバリの現役映画作家なんだな。

  13. 『ダム・マネー ウォール街を狙え!』クレイグ・ギレスピー
  14. ゲームストップ株騒動を題材に、個人投資家たちが強大なヘッジファンドに宣戦布告する胸熱ドラマ。クレイグ・ギレスピーの軽快で切れ味鋭い演出に唸らされる快作。やっぱポール・ダノ出演作にハズレなし!

  15. 『カラーパープル』ブリッツ・バザウレ
  16. エモーショナルなミュージカルとして素直に感動するし、何よりも赦しと贖罪の物語になってる。マジでスピルバーグ版よりも良いのでは。H.E.R.が出演していることには驚いたが、『愛と青春の旅立ち』のルイス・ゴセットJrの登場にはもっと驚いた。

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  17. 『僕らの世界が交わるまで』タイカ・ワイティティ
  18. 母親は真っ赤な車の中でクラシックを聴き、息子は自称オルタナティブなロックを弾き語り、父親は静かに読書にいそしむ。表面上の会話はあるけど、みんな自分の世界にどっぷりと浸かって、相手に寄り添うこともしない。ジェシー・アイゼンバーグが、初監督とは思えないくらいにみずみずしい演出で世界が交わる神々しい瞬間を切り取る、ステキ映画。泣ける。

  19. 『カラオケ行こ!』山下敦弘
  20. 山下敦弘× 野木亜紀子の間違いのないコンビによる間違いのない作品。中学生が大人の階段登る的な話を、変声期を迎えるというモチーフで絶妙に表現。Little Glee Monsterの「紅」ってそれ反則だろ。

  21. 『マダム・ウェブ』S・J・クラークソン
  22. なんでRotten Tomatoのスコアがあんなに低かったんだ。戦闘能力を有さない主人公たちのアメコミ映画という新基軸で、普通に楽しめたんですけど。

  23. 『アクアマン/失われた王国』ジェームズ・ワン
  24. 『ドクター・モローの島』みたいな設定から、『マトリックス レボリューションズ』のイカ型戦闘機を彷彿させる展開になり、そこに『ロード・オブ・ザ・リング』的なエッセンスもまぶしていく。かなり節操のない話を、悪趣味テイストを入れつつ、一本の作品にまとめあげてしまうジェームズ・ワンの情報処理能力に脱帽。

  25. 『ゴジラ-1.0/C』山崎貴
  26. 禍々しくはあっても、決して生々しくはない。モノクロになることによって、山崎貴監督作品に通じる“人工的世界観”が、逆に浮き彫りになってしまっている、ある意味で不幸な作品。

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  27. 『ネクスト・ゴール・ウィンズ』タイカ・ワイティティ
  28. ワールドカップ予選史上最悪の0-31の大敗を喫した米領サモアチームの奇跡を、タイカ・ワイティティがユーモアたっぷりに描くヒューマン・コメディ。マイケル・ファスベンダー、『ザ・キラー』の殺し屋との落差が凄すぎるだろ。

  29. 『海街奇譚』チャン・チー
  30. さびれた港町で繰り広げられる、ラビリンス的宇宙。過去と現在の往還。夢と現実の混濁。向かい合わせでカブトガニを貪り食うシーンが強烈に脳裏に残る。

  31. 『同感 時が交差する初恋』ソ・ウニョン
  32. タイトル通り時空を超えた甘酸っぱい恋愛映画…と思いきや、想像の斜め上に展開していく切な系。ポエティックな雨の描写が良き。主演のチョ・イヒョン、ちょっと唐田えりかに似てる。

  33. 『ゴールデンカムイ』久保茂昭
  34. 白石を演じる矢本悠馬。アシㇼパ役の山田杏奈。そしてもちろん、もちろん主人公の杉元佐一を演じる山﨑賢人。とにかくキャスティングが神がかってます。

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  35. 『マッチング』内田英治
  36. 俯瞰のワンシーンワンカットとか、時々とんでもなく映画的なショットがインサートされてビックリする。

  37. 『エス』太田真博
  38. クローズアップ、ミディアムショット、グループショットを秒速で切り替えるカット割り、微妙に噛み合わない会話、何気ない小道具の使い方。“自らの逮捕経験に基づく長編作”と聞き社会派映画と思いきや、実は演劇的な群像劇。僕もこんな仲間が欲しかった。

  39. 『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』エマ・タミー
  40. ブラムハウスのB級ノリが全部悪い方向にふれてしまった。

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