- 『アンダー・ザ・シルバーレイク』デヴィッド・ロバート・ミッチェル
- 『スリー・ビルボード』マーティン・マクドナー
- 『ヘレディタリー/継承』アリ・アスター
- 『ROMA/ローマ』アルフォンソ・キュアロン
- 『恐怖の報酬 オリジナル完全版』ウィリアム・フリードキン
- 『寝ても覚めても』濱口竜介
- 『キングスマン: ゴールデン・サークル』マシュー・ヴォーン
- 『君の名前で僕を呼んで』ルカ・グァダニーノ
- 『アナイアレイション -全滅領域-』アレックス・ガーランド
- 『ブリグズビー・ベア』デイブ・マッカリー
- 『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』デヴィッド・ロウリー
- 『ウインド・リバー』テイラー・シェリダン
- 『ラブレス』アンドレイ・ズビャギンツェフ
- 『カメラを止めるな!』上田慎一郎
- 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』ジェイク・カスダン
- 『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』ショーン・ベイカー
- 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』ヨルゴス・ランティモス
- 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』リューベン・オストルンド
- 『ファントム・スレッド』ポール・トーマス・アンダーソン
- 『レッド・スパロー』フランシス・ローレンス
- 『ブラックパンサー』ライアン・クーグラー
- 『search/サーチ』アニーシュ・チャガンティ
- 『ランペイジ 巨獣大乱闘』ブラッド・ペイトン
- 『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』ナタウット・プーンピリヤ
- 『レディ・バード』グレタ・ガーウィグ
- 『シェイプ・オブ・ウォーター』ギレルモ・デル・トロ
- 『きみの鳥はうたえる』三宅唱
- 『タクシー運転手 約束は海を越えて』チャン・フン
- 『MEG ザ・モンスター』ジョン・タートルトーブ
- 『孤狼の血』白石和彌
- 『ボヘミアン・ラプソディ』ブライアン・シンガー
- 『斬、』塚本晋也
- 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』ステファノ・ソッリマ
- 『ぼくの名前はズッキーニ』クロード・バラス
- 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』スティーヴン・スピルバーグ
- 『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』ソフィア・コッポラ
- 『夜の浜辺でひとり』ホン・サンス
- 『生きてるだけで、愛。』関根光才
- 『来る』中島哲也
- 『スパイナル・タップ』ロブ・ライナー
- 『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』セバスチャン・ローデンバック
- 『若おかみは小学生!』高坂希太郎
- 『アントマン&ワスプ』ペイトン・リード
- 『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
- 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』クレイグ・ガレスピー
- 『華氏119』マイケル・ムーア
- 『ゲティ家の身代金』リドリー・スコット
- 『クレイジー・リッチ!』ジョン・M・チュウ
- 『ダウンサイズ』アレクサンダー・ペイン
- 『ビューティフル・デイ』リン・ラムジー
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ルッソ兄弟
- 『検察側の罪人』原田眞人
- 『デス・ウィッシュ』イーライ・ロス
- 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』クリストファー・マッカリー
- 『愛しのアイリーン』吉田恵輔
- 『止められるか、俺たちを』白石和彌
- 『レディ・プレイヤー1』スティーヴン・スピルバーグ
- 『アリー/スター誕生』ブラッドリー・クーパー
- 『ニッポン国VS泉南石綿村』原一男
- 『万引き家族』是枝裕和
- 『デッドプール2』デヴィッド・リーチ
- 『リメンバー・ミー』リー・アンクリッチ
- 『パディントン2』ポール・キング
- 『エデン、その後』アラン・ロブ=グリエ
- 『イコライザー2』アントワーン・フークア
- 『グッバイ・ゴダール!』ミシェル・アザナヴィシウス
- 『ちはやふる 結び』小泉徳宏
- 『ヴェノム』ルーベン・フライシャー
- 『ヨーロッパ横断特急』アラン・ロブ=グリエ
- 『2重螺旋の恋人』フランソワ・オゾン
- 『グレイテスト・ショーマン』マイケル・グレイシー
- 『おとなの恋は、まわり道』ヴィクター・レヴィン
- 『15時17分、パリ行き』クリント・イーストウッド
- 『シシリアン・ゴースト・ストーリー』ファビオ・グラッサドニア、 アントニオ・ピアッツァ
- 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ロン・ハワード
- 『パシフィック・リム: アップライジング』スティーヴン・S・デナイト
- 『君が君で君だ』松居大悟
- 『センセイ君主』月川翔
- 『羊の木』吉田大八
- 『未来のミライ』細田守
- 『さよなら、僕のマンハッタン』マーク・ウェブ
- 『女は二度決断する』ファティ・アキン
- 『恋は雨上がりのように』永井聡
- 『デトロイト』キャスリン・ビグロー
- 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』ジョー・ライト
- 『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』大森貴弘、伊藤秀樹
- 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』フアン・アントニオ・バヨナ
- 『ゆれる人魚』アグニェシュカ・スモチンスカ
- 『いぬやしき』佐藤信介
- 『デヴィッド・リンチ:アートライフ』ジョン・アエン、 オリビア・ネアーガアード・ホルム、 リック・バーンズ
- 『海を駆ける』深田晃司
- 『クワイエット・プレイス』ジョン・クラシンスキー
- 『バード・ボックス』スサンネ・ビア
- 『ラプラスの魔女』三池崇史
- 『トゥームレイダー ファースト・ミッション』ローアル・ユートハウグ
LAに潜む闇をつまびらかにする、現代版『長いお別れ』。陰謀論の先に真実が待ち受ける、最高のナイトメア・ストーリー。
「史上最も恐ろしい」というThe Guardianのレビューも納得。『回転』や『ローズマリーの赤ちゃん』の系譜を継ぐ、現代に蘇った“正統派ホラー”。奇をてらった演出は何もせず、抑揚の効いた端正な語り口で、静かに恐怖を構築していく。
メキシコシティのコロニア・ローマ地区で過ごしたアルフォンソ・キュアロンの少年期を、そのまま映像化した“記憶装置”としての映画。演出だけにとどまらず、製作、脚本、撮影、編集まであらゆるクリエイティヴ・ワークをキュアロン自身が担当しているのも、脳内に沈殿している記憶を抽出して映画という形式で蘇らせんとする、アバンギャルドな試みであることの証左だろう。
ウィリアムフリードキンって状況描写が丁寧すぎるくらい丁寧で、サスペンスの積み上げ方も古典的。ただ余韻を残さないくらいにシークエンスが急に終わるので、そこが70年代っぽい。
ガラス細工のように繊細で、凍りつくほど残酷で、ため息が出るほど美しい。そしてシーツからこぼれるルーニー・マーラの背中の艶かしさよ!
この映画のブリア・ヴィネイトといい、『レッド・ロケット』のスザンナ・ソンといい、ショーン・ベイカーは素人を発掘する眼力がズバ抜けてる。みんな、その世界の住人として生きてきた過去が見えるというか、もっと言うと人生の傷が垣間見えるというか。多分それって演技力じゃない。
『フレンチアルプスで起きたこと』からさらにジャンプアップして、「人間の性根を徹底的に露悪的に描く」芸風を磨いたリューベン・オストルンドの、スーパー・ウルトラ・胸糞ムービー。サル人間のパフォーマンスは地獄だった。
『クリード』に続いて世代交代という物語をアメコミで構築して見せたライアン・クーグラー、偉大すぎ。あとマジでKendrick Lamarのサントラがカッコよすぎ。
噂にたがわぬ出来。というより、ラスト20分のライヴシーンの前フリとして、お話が構築されているかのような映画だった。勢い余ってそのままカラオケ行ってクイーン熱唱。
もうほとんど『ミクロの決死圏』みたいな話。あと、ルイスのマシンガントークがますます絶好調です。
巨匠スティーヴン・スピルバーグが、「ニッポンのために作った」と公言して創り上げたSF超大作。80年代ポップカルチャーのイースターエッグ祭り。
OTHER RANKINGS
- 1.
- 『スリー・ビルボード』 マーティン・マクドナー
- 2.
- 『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』 スティーヴン・スピルバーグ
- 3.
- 『シェイプ・オブ・ウォーター』 ギレルモ・デル・トロ
- 4.
- 『ファントム・スレッド』 ポール・トーマス・アンダーソン
- 5.
- 『ボヘミアン・ラプソディ』 ブライアン・シンガー
- 6.
- 『15時17分、パリ行き』 クリント・イーストウッド
- 7.
- 『顔たち、ところどころ』 アニエス・ヴァルダ、JR
- 8.
- 『1987、ある闘いの真実』 チャン・ジュナン
- 9.
- 『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』 フレデリック・ワイズマン
- 10.
- 『判決、ふたつの希望』 ジアド・ドゥエイリ
- 1.
- 『万引き家族(』 是枝裕和
- 2.
- 『菊とギロチン』 瀬々敬久
- 3.
- 『きみの鳥はうたえる』 三宅唱
- 4.
- 『寝ても覚めても』 濱口竜介
- 5.
- 『孤狼の血』 白石和彌
- 6.
- 『鈴木家の嘘』 野尻克己
- 7.
- 『斬、』 塚本晋也
- 8.
- 『日日是好日』 大森立嗣
- 9.
- 『彼女がその名を知らない鳥たち』 白石和彌
- 10.
- 『教誨師』 佐向大
- 1.
- 『カメラを止めるな!』 上田慎一郎
- 2.
- 『ヘレディタリー/継承』 アリ・アスター
- 3.
- 『シェイプ・オブ・ウォーター』 ギレルモ・デル・トロ
- 4.
- 『ボヘミアン・ラプソディ』 ブライアン・シンガー
- 5.
- 『ファントム・スレッド』 ポール・トーマス・アンダーソン
- 6.
- 『スリー・ビルボード』 マーティン・マクドナー
- 7.
- 『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』 チャン・フン
- 8.
- 『ブリグズビー・ベア』 デイブ・マッカリー
- 9.
- 『バーフバリ 王の凱旋』 S・S・ラージャマウリ
- 10.
- 『レディ・プレイヤー1』 スティーヴン・スピルバーグ
- 1.
- 『ワイルド・ボーイズ』 ベルトラン・マンディコ
- 2.
- 『Coincoin and the Extra-Humans』 ブリュノ・デュモン
- 3.
- 『ファントム・スレッド』 ポール・トーマス・アンダーソン
- 4.
- 『バーニング 劇場版』 イ・チャンドン
- 5.
- ポール・サンチェスが戻ってきた!』 パトリシア・マズィ
- 6.
- 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』 スティーヴン・スピルバーグ
- 7.
- 『夜の浜辺で一人』 ホン・サンス
- 8.
- 『ハウス・ジャック・ビルト』 ラース・フォン・トリアー
- 9.
- 『LETO -レト-』 キリル・セレブレニコフ
- 10.
- 『宝島』 ギヨーム・ブラック
AWARDS
- 作品賞
- 『シェイプ・オブ・ウォーター』 ギレルモ・デル・トロ
- 『君の名前で僕を呼んで』 ルカ・グァダニーノ
- 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』 ジョー・ライト
- 『ダンケルク』 クリストファー・ノーラン
- 『ゲット・アウト』 ジョーダン・ピール
- 『レディ・バード』 グレタ・ガーウィグ
- 『ファントム・スレッド』 ポール・トーマス・アンダーソン
- 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』 スティーヴン・スピルバーグ
- 『スリー・ビルボード』 マーティン・マクドナー
- 監督賞
- ギレルモ・デル・トロ (『シェイプ・オブ・ウォーター』)
- ポール・トーマス・アンダーソン (『ファントム・スレッド』)
- グレタ・ガーウィグ (『レディ・バード』)
- クリストファー・ノーラン (『ダンケルク』)
- ジョーダン・ピール (『ゲット・アウト』)
- 主演男優賞
- ゲイリー・オールドマン (『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』)
- ティモシー・シャラメ (『君の名前で僕を呼んで』)
- ダニエル・デイ=ルイス (『ファントム・スレッド』)
- ダニエル・カルーヤ (『ゲット・アウト』)
- デンゼル・ワシントン (『ローマンという名の男 -信念の行方-』)
- 主演女優賞
- フランシス・マクドーマンド (『スリー・ビルボード』)
- サリー・ホーキンス (『シェイプ・オブ・ウォーター』)
- マーゴット・ロビー (『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』)
- シアーシャ・ローナン (『レディ・バード』)
- メリル・ストリープ (『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』)
- 助演男優賞
- サム・ロックウェル (『スリー・ビルボード』)
- ウィレム・デフォー (『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』)
- ウディ・ハレルソン (『スリー・ビルボード』)
- リチャード・ジェンキンス (『シェイプ・オブ・ウォーター』)
- クリストファー・プラマー (『ゲティ家の身代金』)
- 助演女優賞
- アリソン・ジャネイ (『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』)
- メアリー・J. ブライジ (『マッドバウンド 哀しき友情』)
- レスリー・マンヴィル (『ファントム・スレッド』)
- ローリー・メトカーフ (『レディ・バード』)
- オクタヴィア・スペンサー (『シェイプ・オブ・ウォーター』)
- 脚本賞
- ジョーダン・ピール (『ゲット・アウト』)
- エミリー・V・ゴードン、クメイル・ナンジアニ (『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』)
- グレタ・ガーウィグ (『レディ・バード』)
- ギレルモ・デル・トロ、ヴァネッサ・テイラー (『シェイプ・オブ・ウォーター』)
- マーティン・マクドナー (『スリー・ビルボード』)
- 脚色賞
- ジェームズ・アイヴォリー (『君の名前で僕を呼んで』)
- スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー (『ディザスター・アーティスト』)
- スコット・フランク、ジェームズ・マンゴールド、マイケル・グリーン (『LOGAN/ローガン』)
- アーロン・ソーキン – モリー・ブルーム (『モリーズ・ゲーム』)
- ヴァージル・ウィリアムズ、ディー・リース (『マッドバウンド 哀しき友情』)
- 金熊賞
- 『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』 アディナ・ピンティリエ
- グランプリ
- 『Twarz』 マウゴジャタ・シュモフスカ
- 監督賞
- ウェス・アンダーソン (『犬ヶ島』)
- 男優賞
- アントニー・バジョン (『The Prayer』)
- 女優賞
- アナ・ブラン (『相続人』)
- 脚本賞
- マニュエル・アルカラ、アロンソ・ルイスパラシオ (『Museum』)
- パルムドール
- 『万引き家族』 是枝裕和
- グランプリ
- 『ブラック・クランズマン』 スパイク・リー
- 審査員賞
- 『存在のない子供たち』 ナディーン・ラバキー
- 監督賞
- パヴェウ・パヴリコフスキ (『COLD WAR あの歌、2つの心』)
- 脚本賞
- アリーチェ・ロルバケル (『幸福なラザロ』)
ジャファール・パナヒ (『スリー・フェイシズ』) - 女優賞
- サマル・イェスリャーモワ (『Ayka』)
- 男優賞
- マルチェロ・フォンテ (『ドッグマン』)
- 金獅子賞
- 『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン
- 審査員大賞
- 『女王陛下のお気に入り』 ヨルゴス・ランティモス
- 審査員特別賞
- 『ナイチンゲール』 ジェニファー・ケント
- 監督賞
- ジャック・オディアール (『ゴールデン・リバー』)
- 男優賞
- ウィレム・デフォー (『永遠の門 ゴッホの見た未来』)
- 女優賞
- オリヴィア・コールマン (『女王陛下のお気に入り』)
- 脚本賞
- コーエン兄弟 (『バスターのバラード』)
- 2024年、2023年、2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年、2011年、2010年、2009年、2008年、2007年、2006年、2005年、2004年、2003年、2002年、2001年、2000年、1999年、1998年、1997年、1996年、1995年、1994年、1993年、1992年、1991年、1990年、1989年、1988年、1987年、1986年、1985年、1984年、1983年、1982年、1981年、1980年、1979年、1978年、1977年、1976年、1975年、1974年、1973年、1972年、1971年、1970年、1969年、1968年、1967年、1966年、1965年、1964年、1963年、1962年、1961年、1960年、1959年、1958年、1957年、1956年、1955年、1954年、1953年、1952年、1951年、1950年、1949年、1948年、1947年、1946年、1945年、1944年、1943年、1942年、1941年、1940年、1939年、1938年、1937年、1936年、1935年、1934年、1933年、1932年、1931年、1930年、1929年、1928年、1927年、1926年、1925年、1924年、1923年、1922年、1921年、1920年
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