この世には2種類の映画しかない。ポール・ヴァーホーヴェンが撮った映画と、ポール・ヴァーホーヴェンが撮らなかった映画だ(キッパリ)!
『ロボコップ』、『氷の微笑』、『ショーガール』、『スターシップ・トゥルーパーズ』、『インビジブル』…。ヴァーホーヴェンのフィルモグラフィーは、映画史の中であまりにも特異な位置を占めている。
何が特異かといえば、尋常ではないくらいに不道徳で、下品で、薄っぺらくて、暴力的で、変態的で、安っぽくて、バカバカしくて、不謹慎で、ふしだらで、サディスティックで、挑発的で、俗悪で、軽薄で、グロテスクで、退廃的で、気持ち悪くて、扇情的で、倒錯的で、残酷で、おぞましくて、下劣で、不気味で、滑稽で、突拍子がなくて、偏執的で、悪趣味で…(以下省略)。要は、ドレもコレもお子様の教育に良ろしくない作品ばっか!ということだ。
なぜ、彼の映画はかくもセックスとバイオレンスに満ちているのか?という訳で【フィルムメーカー列伝 第六回】は、不世出のヘンタイ映画作家ポール・ヴァーホーヴェンについて考察していきましょう。
ぜひご一読ください!
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