『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』映画史を塗り替えた、20世紀最大の神話」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。

「これは、私が12歳だったころのガラクタなんだよ。子供のころに好きだった本や映画やコミックのすべてだ。筋書きは単純で、悪に対抗する善というもので、私が覚えている楽しいことやファンタジーをすべて盛り込んだ映画になっている。この映画を表す言葉は “fun(楽しい)”だ。(中略)『スター・ウォーズ』は映画に楽しさを取り戻し、かつてのような映画がまだ作れることを熱烈に証明したんだ」(*1)

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)という、ジョージ・ルーカスが少年だった頃の夢を掻き集めて作った一本のフィルムは、全世界で7億7,500万ドル以上の興行収入を記録。玩具、小説、コミック、ビデオゲームにフランチャイズ展開され、多くのSFファンを熱狂の坩堝に叩き込んだ。映画史を刷新しただけにとどまらず、アメリカのポップカルチャーそのものを書き換えてしまったのである。

ルーク・スカイウォーカーという最高のヒーロー。ダース・ベイダーという最高の悪役。ジョン・ウィリアムズによる勇壮なテーマ曲。 “May the Force be with you”(フォースと共にあらんことを)という強烈なパンチライン。“A long time ago in a galaxy far, far away‥‥”(遠い昔 はるかかなたの銀河系で…)で始まる有名なオープニング・ショット。『スター・ウォーズ』には、偉大な映画に必要な要素が全て詰まっている。

ぜひご一読ください!

アーカイブ

メタ情報

最近の投稿

最近のコメント

カテゴリー