「『マディソン郡の橋』クリント・イーストウッド的エッセンスに満ちた、大人のラブ・ロマンス」という考察/解説レビューをCINEMOREに寄稿しました。
アイオワ州マディソン郡で暮らす45歳の主婦フランチェスカと、52歳の写真家キンケイドとの、「たった4日間だけの本物の恋」。男と女が出会い、別れるというとてつもなくシンプルなラブ・ストーリーゆえに、多くの人々の心を打つ。それが、ロバート・ジェームズ・ウォラーが1992年に発表した恋愛小説「マディソン郡の橋」だ。
もともとウォラーには、「大ヒット小説を書いてやろう」という大それた野心は微塵もなかった。友人や家族への慎ましやかな贈り物にしようと、たった11日間で原稿を完成。小説に感銘を受けた友人の一人がエージェントに話を持ちかけ、ワーナーブックスより刊行される。ハーレクインロマンス直球ど真ん中な物語は売れに売れまくり、世界中で5千万部という冊数記録を達成。その人気は社会現象となり、20世紀を代表する大・大ベストセラー小説となった。
ぜひご一読ください!
最近のコメント