『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の考察/解説レビューをIGN Japanに寄稿しました

そして、父になる。『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を再評価すべき理由」という考察/解説レビューをIGN Japanに寄稿しました。

1973年生まれの筆者にとって、スティーヴン・スピルバーグとジョージ・ルーカスの両巨匠は“映画の父”というべき存在である。「スター・ウォーズ」シリーズの壮麗なスペース・オペラに酔いしれ、『未知との遭遇』(1977年)の第三種接近遭遇に感銘を受け、『E.T.』(1982年)の宇宙人と少年の交流に涙した少年時代。彼らに出会っていなかったら、毎日のように映画を観まくるシネマホリック・ライフを歩むことはなかっただろう。

特にスピルバーグとルーカスがタッグを組んだ「インディ・ジョーンズ」シリーズは、筆者のなかで重要な位置を占めている。世代的に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』は幼すぎて劇場で観ることは叶わなかったが、第1作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)は親に手を引かれ、渋谷の映画館で鑑賞したことを覚えている。

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年) では、サギー教の親玉が生贄の心臓を素手で掴み出すという、トラウマになりそうな写真をパンフレットで見つけて恐怖に慄き、父親に「コワい! 観たくない!」とわめいたら「じゃあ観るな!」とブチギレされたのも、今ではいい思い出。ニキビ面の高校生だった『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)公開時は、学校をサボって公開初日に駆けつけた。いやーリバー・フェニックス、カッコ良かったっすね。劇場で観続けてきただけに、「インディ・ジョーンズ」シリーズは「スター・ウォーズ」よりも思い入れが深いのであります。

ぜひご一読ください!

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