RAY『Camellia』の考察/解説レビューをmusitに寄稿しました

「オルタナティヴアイドル」として面目躍如の1枚──RAY『Camellia』」という考察/解説レビューをmusitに寄稿しました。

021年9月28日、宇川直宏が主催するライブ・ストリーミング番組『DOMMUNE』で放送された、『マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの世界』。野田努が司会を務め、宇川の他に黒田隆憲、杉田元一という錚々たる登壇者が集まるなか、熱っぽい口調でシューゲイザー愛を語る1人の女性がいた。彼女のことを全く知らなかったのでググってみると、その正体は「極北を目指すオルタナティヴアイドル」をコンセプトに活動するアイドルグループ・RAYのメンバー、内山結愛であった。

「オルタナティヴアイドル」とは何ぞや?と興味を抱き、彼女らにとっての1stアルバム『Pink』を聴いてみたところ、これがびっくりするくらいの大名盤。特にM2「バタフライエフェクト」、M3「世界の終わりは君とふたりで」には胸を射抜かれた。ぶっきらぼうで無機質なヴォーカル、それに相反するがごとく甘い轟音を響かせる激情ハードコア・サウンド。マイブラ的な90’sエッセンスをアイドル・ポップというフィールドに濃縮還元した、超絶エモーショナルなトラックの数々に度肝を抜かれたのである。

ぜひご一読ください!

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