- 『What Now』Brittany Howard
- 『Bright Future』Adrianne Lenker
- 『The Room』Fabiano do Nascimento、Sam Gendel
- 『Challengers [MIXED] by Boys Noize』Trent Reznor & Atticus Ross、Boys Noize
- 『Three』Four Tet
- 『Hey Panda』High Llamas
- 『Perceive Its Beauty, Acknowledge Its Grace』Shabaka Hutchings
- 『Contact』角銅真実
- 『Red Hot & Ra – The Magic City』Meshell Ndegeocello
- 『Coming Home』Usher
- 『New Strategies for Modern Crime Vol.1』Prefuse 73
- 『Big Sigh』Marika Hackman
- 『Still』Erika de Casier
- 『Your Favorite Things』柴田聡子
- 『Wall of Eyes』The Smile
- 『らんど』ZAZEN BOYS
- 『Live at Third Man Records』Kassa Overall
- 『All Life Long』Kali Malone
- 『ORQUÍDEAS』Kali Uchis
- 『american dream』21 Savage
- 『Little Sigh』Marika Hackman
- 『Silence Is Loud』Nia Archives
- 『Drop 7』Little Simz
- 『Where we’ve been, Where we go from here』Friko
- 『A LA SALA』Khruangbin
- 『Panoptikon』Maria w Horn
- 『Nonetheless』Pet Shop Boys
- 『Cowboy Carter』Beyonce
- 『地球の歩き方』冨田ラボ
- 『Visions』Norah Jones
- 『Imerro』C. Diab
- 『Se o Meu Peito Fosse o Mundo』Jota.Pê
- 『Eye To The Ear』Cosmo Sheldrake
- 『On The Lips』Molly Lewis
- 『TANGK』IDLES
- 『Ki Moun Ou Ye』Nathalie Joachim
- 『Ohio Player』The Black Keys
- 『Tyla』Tyla
- 『離婚伝説』離婚伝説
- 『Big Anonymous』El Perro del Mar
- 『Iechyd Da』Bill Ryder-Jones
やっぱブリタニー・ハワードって最高にカッコいいな。アンビエントやヒップホップな音像に接近しつつ、やっぱりその本流はブルージーなサザンロック。結果ミネアポリス・サウンドっぽくも聴こえて、これプリンスの新曲?って勘違いしそうになる(M-7『Another Day』とか)。
言葉にならないくらい美しい。広い荒野で地平線に日が沈む様子を眺め、やがてゆっくりと夜の帳が下りてきて、たった独り世界のざわめきを感じているかのような、静謐なカントリーフォーク。
マルチ・ストリング・ギタリストのファビアーノ・ド・ナシメントと、サックス・プレイヤーのサム・ゲンデルの初コラボ作品。南米の霧深い山の頂上で、強い風を浴びながら演奏しているかのような、大自然への畏怖を感じさせるサウンドが素晴らしい。
トレント・レズナー&アッティカス・ロスが手がけたスコアは未発売だが、ボーイズ・ノイズがミックスしたバージョンが先行リリースされてた。全9曲がエンドレスで繋がる28分。めっちゃダーク・エレクトロ。
Boards of Canadaのようなダウンテンポ感あり、Underworldの『Two Months Off』を彷彿とさせる清涼なダンスミュージック感あり。ジャスティン・ティンバーレイクとか聴いてる場合じゃない。いや、あっちもいいアルバムだけど。
コレ気持ちいいわー。かつての90年代ポスト・ロックの雄が、丸みと柔らかさを帯びてさらに快感指数がアップ。Fryarsを共同プロデューサーに迎えて、よりディープに、エクスペリメンタルに、宅録ポップス職人ぶりを発揮したマジカル・ワールド。
サックス・プレイヤーとして無期限休止宣言をしたシャバカがフルートに出会い、ジャズとニューエイジ・ミュージックを組み合わせた世界を創出。南米の瞑想的サウンドが、我々を異世界に手招きする。
サン・ラー『The Magic City』にインスパイアされたというこのアルバム、想像以上の天外魔境っぷり。異星人が地球に降り立って壁画を描いたみたいなマッド・サイエンス・ジャズ。イマニュエル・ウィルキンスのサックスが理知的に暴れてる。
以前のようなワチャワチャしたカットアップ感&コラージュ感は影を潜め、ダウナーでジャズっぽい音像に変化。Oneohtrix Point Neverとも共振する、アダルティーなスコット・ヘレン。
“大きなため息”と冠された、マリカ・ハックマン5年ぶりの新作。ストリングスとエレクトロニクスの狭間に、密やかなメランコリアが浮かんでいる。
内省的なエレクトロニックR&B だと思って聴いてたら、ジャングルすぎないジャングル・ビートだったりエスニックになりすぎないエスニック風味だったり微妙なニュアンスで設計されていて、二、三回聴いただけじゃ全体を掴みきれない怪作だった。
このアルバムが発売されて一週間は柴田聡子のことばかり考えていた。
ところどころ不穏な音響がかぶさったりするけど、ベースとなる部分はとても耳馴染みが良くてキャッチー。密室的で音響派にも近いサウンド・プロダクションも良き。ギターの轟音が鳴り響くM-7『Bending Hectic』は、『Creep』にも似たアゲ感。
齢50を迎えた向井秀徳がいまだに“触るな危険”的な殺気をちゃんと音楽に閉じ込めていて、複雑なアンサンブルだとか変拍子だとかよりも、そのこと自体に普通に感動する。
ライブ演奏をそのままアセテート・テープや1インチ8トラック・テープにダイレクト録音できるThird Man Records。100%アナログ・レコーディングの熱気をそのまま瞬間密封した、カッサ・オーバーオールのライヴ盤。
ストックホルム出身の音楽家、カリ・マローン。寒々とした氷の世界で、どこか遠くから聴こえてくるかのような、ドローン・ミュージック。でも金管楽器やグレゴリオ聖歌みたいなハーモニーで構築されてるから、その感触は温かい。ポスト・バロックというべきサウンド。
カリ・ウチスが全曲スペイン語で歌った3rdアルバム。レゲトンあり、メロウなラバーソウルあり、シャーデーみたいなスムーズジャズあり、去年から続くラテンパワーをひしひし感じる一枚。M-3『Igual Que Un Angel』の芳醇さが好み。
2月にリリースしたアルバム『Big Sigh』から4曲をピックアップ、原曲にあったストリングスを廃して、イングリッシュ・トラディショナル・フォークのような趣きのアコースティックVer.に。この慎ましやかさが、いかにも彼女らしい。
新世代のジャングル・ビートを鳴らすニューカマー、ニア・アーカイヴスのデビュー・アルバム。超高速四つ打ちではあるものの意外とシルキーなサウンド・プロダクションで、耳に程よく馴染んでいく。
噂に違わぬ傑作。ニック・ドレイクのような繊細さと、ザ・ナショナルのような壮大なアンセム感を併せ持った、激情インディーロック。感情を奥に秘めたNiko Kapetanのヴォーカルも最高。
フューチャリング・ゲストを呼ぶこともなく、エンジニアの倉庫でプレイを重ねてレコーディングした、ライク・リヴィング・ルーム・アルバム。
アークティック・モンキーズやゴリラズを手掛けたジェームス・エリス・フォードをプロデューサーに迎えた、古き良きエレポップのネクスト・レベル。
2曲目に収録されている「Blackbird」のカバーでもうブッ飛ばされる。
世界的ホイッスラー(口笛奏者)モリー・ルイスによる、全編口笛演奏アルバム。これ最高のラウンジ・ミュージックじゃないですか。トロピカルなラヴァーズロック感もあれば、時折モリコーネの「さすらいの口笛」みたいなニュアンスもあり。
ブリストル出身のポストパンク・バンド、アイドルズ。その名前とは裏腹に、奏でるサウンドは骨太で泥臭い。え、待って。ナイジェル・ゴドリッチがプロデュースってマジか?
M-4『On The Game』ではノエル・ギャラガーとコラボしてます。
プロコル・ハルムやトラフィックを彷彿とさせるサウンドで、「追憶のフロマージュ」とか「スパンコールの女」みたいなタイトルでシティポップを拡張させる、懐かしかっこいい作品。“渚のランデブー”なんて歌詞、30年ぶりに聴いた!
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