『庵野秀明+松本人志 対談』の考察/解説レビューをcinemas PLUSに寄稿しました

『庵野秀明+松本人志 対談』天才同士の異種格闘技戦から見えてくる、二人の「共通点」と「相違点」」という考察/解説レビューをcinemas PLUSに寄稿しました。

“アニメ界のカリスマ”庵野秀明と、“お笑い界のカリスマ”松本人志。そんな二人の天才が初めて顔を合わせた『庵野秀明+松本人志 対談』が8月20日(金)よりAmazon Prime Videoで配信されている。

もはや、異種格闘技の趣きさえ感じさせるマッチアップ。番組の冒頭で「相当マズいですよね、この状況は」と松本が照れると、「ええ、すぐに滞ると伝えてあります」と庵野は冷静に返す。シャイな二人はあまり目を合わせることもなく、カメラに見切れる位置にいるディレクターにしょっちゅう視線を向ける(本作の監督は、品川庄司の品川ヒロシが務めている)。観ているこっち側としては、そんな姿も微笑ましい。

いやー面白い。この対談は、とてつもなく面白い。『新世紀エヴァンゲリオン』や『シン・ゴジラ』など庵野秀明ワークスを追い続け、『ダウンタウンのごっつええ感じ』や『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』など松本人志のトガった笑いにシビれてきた筆者にとって(まあそんな人間、おそらく日本中に何百万人もいるでしょうが)、端から端まで興味深いトークの連続。

そこから浮かび上がってくるのは、驚くほど似通った二人の「共通点」と、二人の出自から生まれる「相違点」だ。

ぜひご一読ください!

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