『不適切にもほどがある!』第5話の考察/解説レビューをエンタメNEXTに寄稿しました

『不適切にもほどがある!』なぜクドカンは真正面から“震災”を描くことを選択したのか」という考察/解説レビューをエンタメNEXTに寄稿しました。

脚本:宮藤官九郎、主演:阿部サダヲによるTVドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)の第5話が、2月23日に放送された。今回は非常に衝撃的なエピソードだったといえるだろう。(以下、ドラマ第5話のネタバレを含みます)

1つ目の衝撃は、第4話のラストで市郎(阿部サダヲ)のことを「お父さん」と呼んでいた謎の男の正体が、純子(河合優実)の夫・犬島ゆずる(古田新太)だったこと。純子の相手は、キヨシ(坂元愛登)ではなかったのだ。2つ目の衝撃は、渚(仲里依紗)はゆずると純子の間に生まれた一人娘だったこと。すっかり市郎と渚の時空を超えたラブストーリーが展開するものと思いきや、まさか祖父と孫だったとは。

そして3つ目の衝撃は…これが最大の驚きだったのだが…市郎と純子は阪神・淡路大震災に巻き込まれ、1995年に命を落としていたこと。昭和と令和のギャップをつまびらかにするタイムトラベル・コメディと思って観ていたら、突然“震災”という過酷な記憶がドラマに侵食してきたのだ。

ぜひご一読ください!

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